【水虫奮闘記】ジムのシャワーを2度と使わないと決めた唯一の理由。

水虫対策病気
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「毎日スポーツジムに行って、シャワーを浴びて帰宅すれば、自宅のお風呂代がかからないからお得じゃね?」

社会人1年目の私はこんなことを考えていました。ほんと、過去に戻れるなら自分にドロップキックと水平チョップをかまして、「その考えは捨てろ!」と声を荒げるでしょう。

なぜかって?

それは、水虫をうつされたからです(´・ω・)

今回の記事は私の水虫奮闘記の話になります。

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水虫になった時の絶望感

会社で1日の仕事を終えた後、私は毎日ジムに行き、そこで汗を流し、ジムでシャワーを浴びて帰るのが日課になっていました。

ジムのシャワー室、もっとキレイになれば最高なのになぁ。足拭き場とかベチャベチャで気持ち悪いんだよねぁ」と、私は思っていました。

だから、足拭き場ではできるだけ足をつかないような小さな配慮はしていたんです。

でもある日、足の爪を切ろうとしたところ、左足の中指と薬指の間の皮がめくれていることに気がつきました。「あれ?なんか変なところの皮が剥けてる。今までこんなところの皮なんて剥けたことがないのに。変なの〜。」と、自分の体の異常に気がついていませんでした。

しかし、それから1ヶ月、2ヶ月経っても、新しい皮ができては皮は剥け続けたのです。

「もしかして、これが水虫ってやつ…?((((;゜Д゜)))」

でも、私はその現実を受け入れることができませんでした。「私が水虫にかかるわけない!水虫はおっさんがかかる病気なんだ!」と、現実を見ないようにしてました。

幸か不幸か、その時は皮がむけるのみで、かゆみというものはなかったので、そのまま放置していたんですね。それから数ヶ月して、夏がやってきました。

すると、「何やら足がムズムズする…」と、水虫の兆候が出てきたのです。

それでも私はまだ現実を受け入れることができませんでした。まだまだ皮はちょっと剥けてるだけだし、グーグルの画像検索で引っかかるような、気持ちの悪い水虫の状態にはなっていなかったからです。

数日様子を見ることにしました。それでも痒みは治りません。そこで、現実を受け止め、皮膚科に行くことにしたのです。

水虫検査のために皮膚科へ

皮膚科の先生はこう言いました。

「水虫ですか〜?ではその箇所を見せてください。ん〜ちょっと皮がめくれてるだけですね。多分これは、水虫じゃないですよ。まぁ一応検査してみましょうか。」

私は皮膚科の先生の言葉が嬉しかったのです。その皮膚科の先生は若いとは言えない女医さん。

だからこそ、様々な水虫患者の足を見てきたのでしょうから、経験は豊富。そんな熟達したお医者さんが、「水虫じゃないですよ」、とおっしゃるのですから、私は「やっぱり水虫じゃないんだ(=゚ω゚)ノ」と安心していました。

検査のために足の皮をピロっとピンセットで剥がれ、検査を待つこと数分間。もう一度診察室に呼ばれ、診断結果が下されました。

女医さん「あら、水虫でしたね〜

心の中の私「このクソババーーーー!!

上げて下げるのってダメだと思うんですよね。「は〜水虫じゃなくてよかった」という束の間の安心感を与えておいて、後で絶望に落とし込む戦術をとってはダメですよ。ホント。

医者の言うことを鵜呑みにしてはダメだ

そのお医者さんから、一本の塗り薬をもらいました。女医さん「これを塗っておけば治りますよ。毎日忘れずに、角質がやらかくなったお風呂上がりに塗ってくださいね。」

私はお医者さんの言うことを忠実に守り、毎日お風呂上がりにお薬をヌリヌリしました。2週間ほどで、皮の剥けていないキレイな状態に戻りましたが、水虫は頑固な病気ということで、もらった薬がなくなるまで塗り続けました。

1ヶ月ほどで薬は無くなりました。私の足は生まれ変わったようなキレイな足になったのです。

翌年の夏、水虫再発

しかし、翌年の夏、水虫が再発しました。全く同じ箇所。つまり、左足の中指と薬指の間の間の皮がめくれ始めたのです。

「え?水虫って治ったはずなのに…」

私はそう思って、去年診察してもらった皮膚科に行きました。

すると女医さんはこう言いました。女医さん「水虫はしつこいですからね。今度は前回処方した薬を2本出しますね。

心の中の私「水虫はしつこいって知ってるんだったら、最初から2本出せよババァ!!!

そうして、私はその病院を後にしたのです。またしても初診料という名の馬鹿げた料金を取られ、去年の診察料と合わせて6000円ほど取られてしまいました。(これ、医者の悪い手口なんじゃね?)

「え?こんなにお金取られるんだったら、薬局の水虫薬買ったほうがよかったんじゃないのか…?」そんな思いがフツフツと湧き上がっていました。

それでも、今回は2本の水虫治療薬。前回の2倍の期間ヌリヌリできるのです。

「これで、水虫さんともサヨナラだ!」と、私の心は安心感で満たされていました。今度もお風呂上がりに、毎日ヌリヌリし始めました。

1日も忘れることなく、ヌリヌリしました。見た目的には完治しているのに、角質に潜れ込んだ水虫菌をやっつけるために、ヌリヌリヌリヌリ。

続けること2ヶ月。塗り薬は無くなりました。そして私の足は生まれ変わったのです。

バイバイ水虫!

翌年の夏、再び水虫が蘇る

「去年の夏は水虫が再発して大変だったなー」

そんな思い出を振り返りつつ、去年は医者に『2本』も薬をもらいヌリヌリしたので、今年は水虫の心配など微塵もしていませんでした。

しかし…またもや同じ箇所、左足の中指と薬指の皮が剥け始めたのです。

「え?嘘だろ?」

私は信じることができませんでした。そのまま現実を見ないようにしていたのですが、またしても痒みが出てきたのです・・・。

「ダメだ・・・これ水虫だ。」

私は諦めたように現実を受け止めることにしたのです。今私ができることは、一刻も早く左足の中指と薬指の間の水虫菌に薬を塗ることなのです。

しかし、私は三度医者の扉を叩くことはありませんでした

「また初診料取られるのは腹たつし、こんな病気のために何度も社会保障費を使うわけにはいかない(私たちは3割負担の医療費なので、7割は国民みんなで払っている)。税金は未来の子供達の使うべきだ!」

と、普通の人なら「うわ、こいつ気持ち悪い」と思うような使命感のもと、自分で水虫を治すことにしたのです。

というか今思うんだけど、私が言ったところのお医者さんって、患者の水虫治す気ないよね。水虫患者を何回も通院させることで、患者から、社会保障費からお金を搾取し続ける、悪徳な医者を訪ねてしまったんだと思います。

市販の水虫薬で十分じゃないか!

そこから私は水虫の勉強を始めました。理系の大学院として鍛えてきた脳をフル活用して、水虫に関する文献を読みまくりました。(水虫に関してはあとで詳しく書きます。)

そこで、行き着いた結論は、『市販の薬でも十分に治せる』ということです。もちろん、長いこと水虫を放置しておいて、水虫が爪に感染してしまったら、飲み薬が必要になるので医者に見てもらう必要があります。(爪には塗り薬が浸透しない)

しかし、爪水虫になっていな限り、市販の薬で十分だという結論を私は下しました。更に言えば、高い水虫薬でなくても全然OKということです。

ネットを見れば水虫患者を狙ったバカ高い、水虫薬がありますが、あんなのいらないです。水虫に対して効く成分が入っているのであれば、それでOKなのです。

重要なのは値段ではなく塗り続ける『期間』なのです。

簡単に言ってしまうと、高い水虫薬を買うんじゃなくて、安い水虫薬でいいから塗り続けましょうよってことです。例としては適切ではないですが、ミスユニバースに出場される日本人の方が「高い化粧水は使わない。安い化粧水を大量に頻繁につけることが美肌を保つ秘訣。」と言っていたのをテレビで見たことがあります。
水虫の治療もこれだと思うんですよね。

私が使っていた水虫薬

私が使っていた安い水虫薬を紹介しようと思います。使ってみた感想としては、「お医者さんでもらったものとほぼ同じ効果」だと感じています。

塗り始めてすぐに痒みも治まり、数週間もすれば皮も綺麗になりました。

値段も1000円で、お医者さんから処方された薬の量の2倍はあります。念のため私はこれを2本購入して、水虫菌を左足の中指と薬指から根絶させました(`・ω・´)”

水虫の箇所の広がり具合にもよりますが、私の場合は2本で4ヶ月塗り続けることができました。

これに決めた理由はもちろん『他の水虫薬と比べて安いから!』です。安いもので大量かつ継続的に塗り続けることが、水虫完治の秘訣だと確信しています。

水虫で悩んでいる人は、お試しあれ!

水虫の感染と再発の予防

私が水虫について調べてきた情報を、簡単にまとめてみようと思います。

水虫の感染から再発の流れまでをさらっと解説します。

  1. 水虫の原因は白癬菌(はくせんきん)というカビ菌(真菌)
  2. この菌は水虫感染者の皮膚から剥がれ落ちる
  3. 剥がれ落ちた皮膚(アカ)から感染
  4. 白癬菌の角質層への侵入を許すと、角質層のケラチンという成分をエサにして増え続ける
  5. 高温多湿の環境で活動的になるので、夏場に本気を出す
  6. 逆に言えば高温多湿でなくなると、活動が低下するので、「治った」と勘違いをしてしまう
  7. 薬を使っても角質層の奥に潜む白癬菌はなかなか殺せないので、継続して薬を塗り続ける必要がある
  8. 薬の塗布の継続を短い期間でやめると、角質の奥に潜む白癬菌が夏場に顔を出す

と、こんな感じになります。

水虫とターンオーバー

ターンオーバーという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

簡単に言ってしまえば、皮膚が新しくなるサイクルのことです。だから、角質層の奥にある皮膚が、新しい皮膚なるまで水虫薬を塗り続けることが肝心になります。

ターンオーバーが1サイクルするのに、だいたい3ヶ月ほどかかるそうです。(人によってまちまち)

そのため4ヶ月塗り続けることで、誰でも完治させることができると思います。油断してると奥に潜む白癬菌を退治できずに、再発する可能性もありますから、見た目が治ったと思っても塗り続けてください。

水虫の予防

水虫の予防策を書いていきます。

  • 毎日足を洗う!(白癬菌が侵入してくるまでに24時間ほどあるそうなので、それまでに洗い流せば大丈夫)
  • バスマットなどは放っておくと水虫の温床になる
  • 不特定多数が使ったスリッパなどを履くときは靴下を履く
  • 何足かの靴を履き替えて、靴の湿気を取る

などなどが、水虫予防になります。

そしてここで声を大にして言いたいことが、

スポーツジムのシャワーは使わない!

です。

やっぱりジムにあるシャワーは使わない方がいいと思うんですね。どうしても、バスマットみたいなのが汚いですから笑。

体を綺麗にした後に、そのマットを踏むって意味ないですよね。それで、そのマットを踏んだ後、次にシャワーを浴びるのは翌日のジムの日だったりすると、白癬菌が足についてから24時間が経ってしまうので、角質層への侵入を許してしまうことになるんですね。

ジムのシャワーは使ってもいいですが、それなら『家に帰ってから足だけはもう一度洗う』のは絶対にやった方がいいと思います。「俺は水虫にかかるわけない!」なんて思ってたら、夏になって足がムズムズすることになるかもしれませんよ(´・ω・)

水虫は足だけではない

先ほども書きましたが、水虫の菌は白癬菌というカビ菌です。一般的に足に発症するものを『水虫』というだけであって、足以外にも発症します。

  • 手に感染すると、『手白癬(てはくせん)』
  • 頭に感染すると、『頭部白癬(とうぶはくせん)=シラクモ』
  • 体の前面部に感染すると、『体部白癬(たいぶはくせん)=タムシ』
  • 股間に感染すると、『股部白癬(こぶはくせん)=インキンタムシ』

と呼ばれています。

タムシという呼び名を聞いたこともある人は多いと思いますが、これと水虫の菌って一緒なんですよね。

水虫の症状

水虫の症状にも違いがあります。

  • 足の指の間がジュクジュクする(皮膚がふやけて白くなります)
  • カサカサして皮がむけて、皮膚がひび割れていく
  • 水泡(ブツブツ)ができる
  • 角質が硬化してしてひび割れていく(カカトがひび割れている人はこれかも。痒みはほとんどないみたいです。)
  • 爪に感染すると爪白癬(爪水虫)を発症。痒みはないけど、水虫の再発に寄与する。塗り薬では治らなく、飲み薬が必要。

と、水虫にも色々症状があります。

「ジュクジュクしてないから水虫じゃない!」という自己判断って危険なんですよね。『水虫にはジュクジュク以外にもある』』ということを知っておく必要がありますね。

おわりに

今回の記事では水虫について書いてきました。

3年がかりで私はようやく水虫を治すことができました。たぶん爪水虫には感染していないので、このまま再発症する事はないと思っています。

もしまた水虫が発生したら、爪水虫だと思うので、その時は医者に行って飲み薬を飲もうと思います。そうなったらまた記事にしますね笑。

若かりし頃の私は、自宅でのお風呂代をケチってジムでシャワーを毎日浴びていました。しかしそれが水虫に感染する原因になってしまいました。

ですからこの記事を読んだ人は、ジムのシャワーを使った後は、家に帰って足だけは洗うようにしてくださいね…マジで。

参考までに。それでは!

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