『スタンフォード式 疲れない体』体の疲れは呼吸から

『スタンフォード式 疲れない体』やはり呼吸が大事健康関連本
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『スタンフォード式 疲れない体』を読みました。スタンフォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクターの山田知生(やまだともお)さんの本です。

 

疲れない体を作るためには呼吸や!」ということが書かれておりました。そのためにはIAP呼吸法を身につけるのがいいとのこと。IAP(Intra Abdominal Pressure)とは腹腔(ふくくう)内圧のことです。ようは腹圧のことですね。

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疲れは神経からもくる

疲労は、筋肉と神経の使いすぎからきます。ですから、筋肉を休ませるだけでなく、神経のコンディションも整えてあげる必要があります。

 

で、神経の疲労は、体の歪みが1つの理由です。体が歪んでしまうと、中枢神経からの指令が体の各部位にうまく伝わらなくなります。そして、歪んだ体のままだと歪みをカバーして体を動かすことになるので、ますます体が歪んでいくという負の連鎖に陥ります。体の歪みは、中枢神経をみだすトリガーなのです。

 

ではどうやって体の歪みをただしていけばいいのかというと、体内の圧力を高めることです。腹腔内圧を高めると、体の中心のバランスを取ることができます。バランスが取れるようになると、体の歪みが正せ、神経伝達も改善し、疲れにくい体になるとのことです。この辺りの詳しい説明は本書をお読みください。

IAP呼吸法のやり方

体の圧力を高める方法がIAP(Intra Abdominal Pressure)呼吸法というものです。人間のお腹の中には「腹腔」と呼ばれる、胃や肝臓などの内臓を収める空間があり、この腹腔内の圧力がIAPです。IAPが高いという状態は、肺にたくさんの空気が入って腹腔の上にある横隔膜が下がり、腹腔が圧縮され、圧力が高まって外向きに力がかかっている状態を指します。

 

以下に簡単にIAP呼吸法を紹介しておきます。腹式呼吸法とは異なりますので、違いを表にしています↓

呼吸法やり方
腹式呼吸法腹式呼吸は、息を吐くと同時にお腹をへこませます。(IAPを弱める)
IAP呼吸法腹圧呼吸では反対にお腹をへこませずに、息を吐くときも圧をお腹の外にかけるように意識して、お腹周りを「かたく」します。

ようは、IAP呼吸法では、お腹をへこませないまま呼吸を繰り返します。5秒かけて鼻から息を吸い、5〜7秒かけて口から吐きます。息を吐くときに腹圧を弱めないことが大切です。これを5回繰り返したら終了です。1日1回することで疲れにくい体になります。(寝る前がオススメとのこと)

読書メモとして簡単に動画にしています↓↓↓

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