ビオスリーHi錠を8年以上飲み続けた正直な感想|菌数・成分・効果を徹底解説

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*2026年2月18日更新

「ビオスリーHi錠、飲んでいますか?」

この記事を書いたのが2017年なので、気づけばもう8年以上ビオスリーHi錠を飲んでいます。毎日欠かさず。これが一番の「正直な感想」かもしれません。劇的な変化があったわけでもなく、かといってやめる理由もない。体調は悪くない。それで十分だと思っています。

この記事では、ビオスリーHi錠の成分・菌数・効果について、科学的な解説と7年間の体験談を交えてお伝えします。「買うべきか迷っている」という方の参考になれば幸いです。


そもそもビオスリーHi錠とは

ビオスリーHi錠は、糖化菌・乳酸菌・酪酸菌という3種類の生菌を配合した整腸剤です。区分は「指定医薬部外品」なので、「整腸(便通を整える)・便秘・軟便・腹部膨満感」という効果効能が法的に認められています。単なるサプリメントではありません。

もともとは医療用の処方薬として使われていた処方を元に市販化されたもので、30年以上の歴史を持つロングセラーです。

ビオスリーHi錠の販売元の変遷

製品の処方・成分は変わっていませんが、販売元はこれまでに2度変わっています。

東亜薬品工業(製造)→ 2019年4月よりタケダブランドへ移行 → その後アリナミン製薬(現在)

2019年のタケダブランド移行時には、業界紙に以下のようなコメントが出ています。

武田コンシューマーヘルスケア(武田CHC)は、東亜薬品工業(東京渋谷区)が製造販売する酪酸菌配合の整腸薬「ビオスリーブランド」のうち、指定医薬部外品の「ビオスリーHi錠」「ビオスリーH」について、日本国内において単独で販売する契約を締結し、1日から”タケダブランド”として、パッケージも一新して新発売した。東亜薬品工業の整腸薬領域における専門知識と、武田CHCの強みである企業ブランドや販売力を融合させ、酪酸菌の特徴を広く訴求してビオスリーブランドの浸透を図り、さらには整腸薬市場の活性化にもつなげたい考え。

引用:薬事日報(2019年)

この移行でパッケージデザインも一新されました。それまでの昭和レトロな雰囲気のデザインから、現代的なシンプルなデザインに変わっています。個人的には旧パッケージの貫禄も好きでしたが、若い世代にも手に取りやすくなったのはよかったと思います。

含まれる3つの菌と、それぞれの役割

ビオスリーHi錠に含まれる生菌は次の3種類です。

  • 糖化菌(Bacillus subtilis TO-A)
  • 乳酸菌(Enterococcus faecium T-110)
  • 酪酸菌(Clostridium butyricum TO-A)

順番に見ていきましょう。

糖化菌(Bacillus subtilis TO-A)

名前からもわかる通り、アミラーゼを産生してデンプンを糖に分解する菌です。この糖を栄養にしてビフィズス菌などの善玉菌が増殖するので、糖化菌にはプレバイオティクス的な側面もあります。

最大の特徴は「芽胞形成菌」であること。芽胞とは、過酷な環境から身を守るための殻のようなもので、熱・酸・アルカリに強い耐性を持ちます。つまり胃酸をくぐり抜けて腸まで届きやすいため、生菌製剤として非常に安定しています。

乳酸菌(Enterococcus faecium T-110)

乳酸を産生して腸内のpHを酸性に傾け、悪玉菌の増殖を抑制します。また、腸内の免疫細胞を刺激する働きも持っています。

単体で働かせるよりも、他の2菌と共存させることで真価を発揮するのがこの菌の特徴です。糖化菌の産生物を栄養にすることで、単独培養時と比べて約10倍の増殖を示すことが確認されています。

酪酸菌(Clostridium butyricum TO-A)

酪酸・酢酸といった短鎖脂肪酸を産生する菌です。短鎖脂肪酸のうち酪酸は、大腸の粘膜細胞の主要なエネルギー源であり、腸の蠕動運動を促進します。便秘だけでなく、軟便や腸のバリア機能の維持にも関わることが研究で示されています。

酪酸菌も、乳酸菌との共存下では単独培養時の約10倍に増殖することが確認されています。

3つの菌が「共生」することの意味

ビオスリーHi錠の最大の特徴は、3菌の「相互増殖」です。

糖化菌が産生する物質 → 乳酸菌が約10倍に増殖
乳酸菌の増殖 → 酪酸菌も約10倍に増殖
糖化菌 → もともと腸にいるビフィズス菌も増殖を助ける

3つがセットになることで、単体のときより強力に働くというメカニズムです。医療用ビオスリーのデータでは、乳酸菌と酪酸菌が共存すると、病原性細菌(大腸菌・MRSA・ボツリヌス菌など)への拮抗作用が単独よりも顕著に高まる一方、ビフィズス菌やラクトバチルスといった善玉菌は抑制しないことが示されています。

「悪い菌を抑えて、良い菌は守る」という選択的な働きが、設計として優れている点です。

ビオスリーHi錠の菌数は?(メーカーに問い合わせました)

公式サイトに菌数の記載がなかったため、メーカーに直接問い合わせました。

生きている菌の数のため、保管条件などにより若干の変動はありますが、1錠あたりおおよそ:乳酸菌が10億個、酪酸菌が2億個、糖化菌が2億個です。

15歳以上の服用量は1回2錠・1日3回なので、1日あたりでは乳酸菌60億個・酪酸菌12億個・糖化菌12億個を摂取できる計算です。

iHerbの一部プロバイオティクス製品と比べると菌数は控えめです。ただ、前述の「共生による増殖効果」があるため、菌数の絶対値だけで比較するのは適切ではありません。腸に届いた後に何倍に増殖するか、という点まで考慮する必要があります。

iHerbのプロバイオティクスからビオスリーに乗り換えた理由

もともとはiHerbで海外製のプロバイオティクスサプリを複数使っていました。Jarrow FormulasのジャロードフィラスEPSなど、菌株の種類が多くて菌数も多いいわゆる「本格派」の製品です。

ビオスリーHi錠に切り替えた一番の理由は「手軽さ」です。

国内で簡単に入手できる、定期的にiHerbで注文する手間がなくなる、価格も安定している。なにより、Amazonや楽天での買い物の「ついで」にサクッと注文できる、というのが一番気に入っています。

プロバイオティクスに求めるものが「特別な効果」から「日常の習慣」に変わったとき、ビオスリーがちょうど良い選択肢になりました。

成分的にも、糖化菌・乳酸菌・酪酸菌という3種類がまとめて摂れる点は魅力です。海外製品は乳酸菌系に特化したものが多く、酪酸菌を含む製品は少ない。この組み合わせを1製品で賄えるのはビオスリーの強みです。

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8年間飲み続けた正直な感想

正直に言います。「飲んでいるから体調がいい」とは断言できません。

8年以上飲み続けていますが、「効果がある」という確証はありません。ただ、体調は悪くない。これは事実です。

もしかしたらビオスリーのおかげかもしれないし、他の生活習慣のおかげかもしれない。腸活系のサプリを含む健康習慣全体のおかげかもしれない。単変数で切り分けるのは難しい。

それでも毎日飲み続けているのは、コスパが悪くないこと、飲むのが習慣になっていること、そして「腸内環境に有益な菌を毎日届けておく」という行為そのものに納得感があるからです。

もう20代ではない自分が「体調が悪くない」というのは、きっといいことなのだと思います。同世代は「体調が悪い。すぐ疲れる。朝体が重い」とか言いまくっていますし。

プロバイオティクスは「飲んだその日から劇的に変わる」ものではありません。腸内環境に継続的に良い菌を補充することで、ゆっくりと環境を整えていくものだと理解しています。8年間続けられているという事実が、個人的には一番の評価かもしれません。

ビオフェルミン+ミヤリサン派との比較

ビオスリーHi錠を飲む前は、ビオフェルミン(乳酸菌系)とミヤリサン(酪酸菌系)を別々に飲んでいた時期もありました。

感覚的には、ビオスリーはその2製品を合わせたような状態に近いです。当然といえば当然で、ビオフェルミンの主成分が乳酸菌、ミヤリサンの主成分が酪酸菌ですから。

2種類を別々に管理するのが面倒という方には、1製品でまとめられるビオスリーは合理的な選択です。逆に「ミヤリサンは別で飲みたい」「酪酸菌の量をもっと増やしたい」という方は、ミヤリサンをビオスリーと組み合わせて使うのも一つの手です。

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飲み方・コスパ・購入先

用法・用量は以下のとおりです。

  • 15歳以上:1回2錠、1日3回(毎食後)
  • 5〜14歳:1回1錠、1日3回
  • 5歳未満:服用不可

270錠入りを購入すると、15歳以上の場合で45日分(約1ヶ月半)になります。1日あたりのコストは60〜70円前後が目安です。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングいずれでも購入可能で、価格は時期によって変動します。購入時にご確認ください。

ファクトチェックと重要な補足

古い情報や誤解が広まりやすい点について、正確な情報をまとめておきます。

学名の変更について
糖化菌の旧学名は「Bacillus mesentericus」でしたが、分類の見直しにより「Bacillus subtilis」に変更されています。乳酸菌も旧学名「Streptococcus faecalis」から「Enterococcus faecium」に改訂されました。菌株そのものに変更はなく、名称のみの変更です。古い記事やパッケージでは旧学名が使われていることがあるので注意してください。

「指定医薬部外品」という区分の意味
ビオスリーHi錠は一般的なサプリメント(食品)ではなく、「指定医薬部外品」です。この区分では「整腸・便秘・軟便・腹部膨満感」という具体的な効果効能が認められており、国の審査を経て表示が許可されています。単なるサプリよりも信頼性の根拠が明確です。

酪酸菌と腸のバリア機能
酪酸菌が産生する酪酸は、大腸粘膜の粘液層を強化し、腸のバリア機能の維持に関わることが近年の研究で示されています。便通改善だけでなく、腸の防御機能という観点からも注目されている成分です。

販売元の変遷
製品の販売元は東亜薬品工業 → 武田コンシューマーヘルスケア(2019年・タケダブランドへ移行)→ アリナミン製薬(現在)と変わっています。成分・処方に変更はありません。製造は引き続き東亜薬品工業が担っています。

まとめ

ビオスリーHi錠は「手軽に3種類の有益菌を毎日摂取したい」という人にとって、バランスの取れた選択肢です。

糖化菌・乳酸菌・酪酸菌が互いに増殖を助け合う共生メカニズムは、設計として理にかなっています。劇的な変化を期待するよりも、腸内環境を長期的に整えるための日常習慣として位置づけるのが合っていると思います。

実際に7年以上毎日飲み続けて、体調は悪くない。これが自分の正直な結論です。

もし飲み続けても変化を感じない場合は、菌数の多い専門サプリへのステップアップも選択肢に入れてみてください。


※本記事の情報は執筆時点の内容をもとにしています。医薬部外品のご使用に際しては、用法・用量を守り、症状が続く場合は医師・薬剤師にご相談ください。

福山

・大学院でがんの研究をしてたら
・あれ?これ、金かかりすぎやね?
・健康でいることがもっとも社会貢献じゃね?
・とか考えた人
・その結果、腸内環境を整えるのが健康への第一歩やで
・と判断し、その考えを広めるためにブログ開設

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