ソーダストリームは本当にお得?Amazonの炭酸水より安くなる条件を計算してみた

明るいキッチンで炭酸水メーカーと複数のペットボトル炭酸水を並べ、コスト比較を示す構図のイラスト 食事・栄養・サプリ
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以前、ソーダストリームGenesisを5年間使った感想を書きました。

その記事では、毎日のように炭酸水を飲むなら、Amazonで500mLのペットボトルを24本まとめて買ったほうが安いのではないか、と書いています。

しかし今回、あらためて考えていて気づきました。私は当時、ソーダストリームも市販の炭酸水も、1Lあたりいくらになるのかをきちんと計算していませんでした。

なんとなく、Amazonの箱買いのほうが安そうだと思っていただけです。

私は今もソーダストリームを使っています。大きいボトルで作っても一度に全部飲み切れず、残しておくと炭酸が抜けてしまうので、普段使っているのは小さいボトルです。

それなら、本当にAmazonの箱買いへ切り替えたほうが安いのでしょうか。

計算してみると、最初に考えていたよりも単純な話でした。

「60Lシリンダーなのだから、本当に60L作れるのか」と考える必要はありません。知りたいのは、シリンダー1本から何L作れれば、Amazonで買う炭酸水の価格を下回るのかという分岐点です。

そして現在の価格で計算すると、その分岐点は公称60Lのおよそ3分の1でした。

この記事は「私のソーダストリームは実際に1L○円だった」という実測レビューではなく、どこまで作れれば市販の箱買いよりガス代が安くなるのかを計算した記録です。

すでに本体を持っている前提で比較する

すでに本体を持っている前提で、今後のガス代とペットボトル代を比べる条件整理の図解イラスト

今回考えたいのは、これからソーダストリームを買うべきかどうかではありません。

すでに本体を持っている私が、このままシリンダーを交換して使い続けるのか。それともペットボトルの炭酸水へ切り替えるのか。その判断です。

そのため、以前購入した本体代は計算に入れません。これから購入する人であれば本体代まで含めて考える必要がありますが、すでに持っているなら、これから発生する費用同士を比べるほうが実際の判断に合っています。

水については、水道水または浄水した水を使う前提とし、まずはガス代と市販炭酸水の購入費を比較します。ミネラルウォーターを購入して炭酸化するのであれば、その水代も加える必要があります。

専用ボトルにも買い替え費用がかかります。この点については後で触れます。

ガスシリンダーは2026年10月に価格改定された

2026年10月1日、ソーダストリームは交換用ガスシリンダー2本セットと「お得便」の価格を改定しました。

2026年10月5日時点の60L交換用シリンダーは、次の価格です。

交換方法価格1本あたり
交換用60Lを1本購入2,580円2,580円
交換用60Lを2本セットで購入4,980円2,490円
お得便6本分14,940円2,490円

1本交換の2,580円は据え置きですが、2本セットは4,980円、お得便は14,940円になりました。

お得便は、6本分をまとめて購入し、必要になったときに2本ずつ3回交換するサービスです。利用開始時には空のシリンダーを2本持っている必要があります。2026年10月1日以前から契約しているお得便については、今回の価格改定の対象外と案内されています。

なお、2本セットをオンラインで購入する場合などは送料などの条件によって実際の支払額が変わる可能性があります。厳密に比較するなら、自分が実際に支払った総額を使うのが一番確実です。

この記事では、

  • 1本交換:2,580円
  • お得便など:1本あたり2,490円

の2通りで計算します。

Amazon強炭酸水との分岐点は約19.3L

ソーダストリームと箱入り炭酸水の損益分岐点を、約3分の1のガス使用量で示した図解イラスト

ソーダストリーム公式では、60Lシリンダー1本から平均して約60Lの炭酸水を作れると案内しています。ただし、実際に作れる量は炭酸の強さなどによって変わります。

仮に60L作れた場合、1Lあたりのガス代は、

2,580円 ÷ 60L = 43円/L

です。

1本2,490円なら、

2,490円 ÷ 60L = 41.5円/L

になります。

かなり安い。

しかし、「強めの炭酸にしたら、実際には60Lも作れないのではないか」と気になります。以前の私も、そこが引っかかっていました。

ところが、市販のペットボトルと比較するだけなら、そもそも60Lに届く必要はありませんでした。

2026年10月5日6時6分更新のAmazonドリンクランキングでは、by Amazonの強炭酸水500mL×24本が1,601円でした。

24本で合計12Lなので、

1,601円 ÷ 12L = 約133.4円/L

です。

500mLが約67円と考えるとかなり安く感じますが、1Lにすると約133円になります。

では、2,580円のシリンダーから何L作れれば、この約133.4円/Lと同じになるのでしょうか。

2,580円 ÷ 133.4円/L = 約19.3L

です。

つまり、約19.3Lを超えて作れれば、その先はガス代ではソーダストリームのほうが安くなります。

公称60Lの約32%です。

だいたい3分の1。

ここが今回、計算していて一番意外だったところです。

以前は「本当に60Lも作れるのだろうか」と考えていました。しかし、現在のAmazon価格と比べるのであれば、必要なのは約20Lです。

仮に公称60Lの半分である30Lしか作れなかったとしても、今回確認したAmazon価格と比べる限り、ガス代にはかなり余裕があります。

Amazonの価格が変われば分岐点も変わる

もちろん、Amazonの価格はセールなどで変動します。

そこで500mL×24本の価格ごとに、ソーダストリームと同額になる量を計算しました。

500mL×24本市販品の1L単価2,580円で同額になる量2,490円で同額になる量
1,400円約117円/L約22.1L約21.3L
1,500円125円/L20.6L約19.9L
1,600円約133円/L約19.4L約18.7L
1,800円150円/L17.2L16.6L

これはちょうど同額になる量です。この量を超えれば、ガス代ではソーダストリームのほうが安くなります。

仮にAmazonで1,400円という安値で買えたとしても、必要なのは約22L。公称60Lの37%ほどです。

Amazonの500mL箱買いよりガス代が安くなるハードルは、思っていたより低いことが分かります。

現行0.5Lボトルと同じ455mLなら、43回が分岐点

小さい専用ボトルを繰り返し使い、Amazon炭酸水との分岐点を目指す流れを表した図解イラスト

私は普段、小さいボトルを使っています。

大きいボトルでは一度に全部飲み切れず、残しておくと炭酸が抜けてしまうからです。

現在販売されているソーダストリームの0.5Lボトルは、満水容量623mL、炭酸化するときの適正容量455mLと公表されており、Genesisにも対応しています。

私の手元にあるボトルも現行品と同じ455mLだったと仮定して計算します。

2026年10月5日のAmazon価格1,601円の場合、店頭交換2,580円の分岐点は約19.3Lでした。

19.3L ÷ 0.455L = 約42.5回

42回ではわずかに届きませんが、43回作ると19.565Lになります。

つまり、現行0.5Lボトルと同じ455mLなら、43回分を作り切れれば、ガス代では今回比較したAmazon強炭酸水より安くなるという計算です。

43回目を作ったところでシリンダーが空になっても、すでに分岐点は超えています。まだガスが残っていれば、そこから差はさらに広がります。

1本あたり2,490円なら、42回でAmazon価格を下回ります。

Amazonの価格別にすると、次のようになります。

500mL×24本2,580円で安くなる最小回数2,490円で安くなる最小回数
1,400円49回47回
1,500円46回44回
1,600円43回42回
1,800円38回37回

仮に1日2本作る人なら、43回は約22日分です。

このペースでシリンダーが1か月持つのであれば、現在のAmazon価格と比べたガス代はソーダストリームのほうが安い計算になります。

もちろん1日1本なら43日です。「何日持つか」だけを見るのではなく、普段何本作っているかと合わせて考える必要があります。

50回、60回、80回作れたら1Lいくら?

455mLずつ作った場合、シリンダー1本から作れた回数によってガス代は次のようになります。

作れた回数作れた量2,580円の場合2,490円の場合
50回22.75L約113円/L約109円/L
60回27.30L約95円/L約91円/L
80回36.40L約71円/L約68円/L
100回45.50L約57円/L約55円/L
120回54.60L約47円/L約46円/L

仮に50回ほどでシリンダーが空になったとしても、1本交換2,580円なら約113円/Lです。

今回確認したAmazon価格は約133円/Lなので、この条件でもガス代はソーダストリームのほうが安くなります。

60回なら約95円/L、80回なら約71円/L。

ただし、これはあくまでガス代です。水の費用や専用ボトル代まで含めれば、その差は少し縮まります。

分岐点ぎりぎりの場合は、そこまで含めて考えたほうがよさそうです。

もし近所で50〜60円/Lの大容量炭酸水が買えるなら話は別

大容量の市販炭酸水とソーダストリームを比べ、飲み切りや炭酸抜けも考える図解イラスト

Amazonの500mL箱買いと比較すると、ソーダストリームが安くなるハードルは低く見えます。

ただし、これは「市販されているあらゆる炭酸水より安い」という意味ではありません。

もし近所のスーパーやドラッグストアなどで、大容量の炭酸水を50〜60円/Lで買えるなら、比較の結果はかなり変わります。

市販炭酸水の単価2,580円で同額になる量公称60Lに対する割合455mLで安くなる最小回数
100円/L25.8L43%57回
60円/L43.0L72%95回
50円/L51.6L86%114回

50円/Lの炭酸水よりガス代を安くするには、シリンダー1本から51.6L以上作る必要があります。

公称60Lの86%です。

ここまで来るとAmazonとの比較とはまったく違います。強めに炭酸を入れるほどガス消費は増えるため、この水準を下回れるかは使い方によって変わります。

大容量ボトルを炭酸が抜ける前に無理なく飲み切れる人なら、市販品のほうが安くなる可能性は十分あります。

Amazonの500mL箱買いよりガス代が安くなることと、市場で一番安い炭酸水になることは別の話です。

炭酸の強さもそろえないと、本当の比較にはならない

もう一つ考えておきたいのが、炭酸の強さです。

市販の強炭酸と同じくらいの強さを自宅で作ろうとすれば、それだけ多くのガスを使います。逆に、弱めの炭酸で満足できるならシリンダーは長く持ちます。

価格だけなら1L単価で比べられますが、「自分にとって同じくらい満足できる炭酸水」の価格を知りたいなら、普段飲みたい強さで作った結果を見る必要があります。

結局、自分の本当のコストは、自分の使い方で決まります。

Amazonより安いかだけなら、最後まで数えなくてもいい

自分の正確な1L単価を知るなら、新しいシリンダーに交換してから空になるまで、作った量を記録するのが一番確実です。

ただ、100回近く数えるのは結構大変です。

Amazonより安いかどうかだけを知りたいなら、最後まで数える必要はありません。

手元のボトルが現行0.5Lボトルと同じ455mLだった場合、今回のAmazon価格1,601円なら43回が境目です。

43回分を作り切れれば、その時点でガス代ではAmazonを下回っています。

まだガスが残っていれば、あとは使うほど差が広がります。

正確な1L単価まで知りたい人は最後まで記録すればいい。でも「Amazonの箱買いへ切り替えたほうが安いのか」だけが知りたいなら、43回まで確認すればひとまず答えが出ます。

「多分Amazonのほうが安い」とは、もう言えなくなった

Amazonのほうが安いという以前の考えを、計算して見直す様子を表した図解イラスト

以前の私は、毎日のように炭酸水を飲むなら、Amazonで500mLを24本買ったほうが安いのではないかと書きました。

しかし、あらためて計算すると、その判断には計算上の根拠がありませんでした。

2026年10月5日時点で確認したAmazonの強炭酸水500mL×24本は1,601円。1Lあたり約133円です。

店頭交換2,580円のソーダストリームが同じ水準になるのは約19.3L。

公称60Lの約3分の1です。

手元の小さいボトルが現行0.5Lボトルと同じ455mLなら、43回作ればガス代ではAmazonを下回ります。

以前は「本当に60Lも作れるのだろうか」と考えていました。しかし、Amazonと比べる限り、そもそも60L近くまで届く必要はありませんでした。

一方、もし近所で50〜60円/Lの大容量炭酸水が買えるなら話は別です。ただ、私はこれまで50〜60円/Lという炭酸水を見たことがありません。少なくとも私のご近所スーパーなどでは、ソーダストリームより安くするのは難しそうです。

以前は「本当に60L作れるのか」を気にしていました。でも、現在のAmazon価格と比べるなら、まず見るべきなのは60Lではなく43回でした。あとは、自分の使い方でシリンダーが実際にそこを超えているのか。

そこだけは、計算ではなく実際に使って確かめるしかありません。

参考資料

  • ソーダストリーム公式「ガスシリンダー一覧」:2026年10月現在の交換用シリンダー、2本セット、お得便の価格
  • ソーダストリーム公式「2026年10月1日価格改定のお知らせ」:価格改定と既存お得便契約の扱い
  • ソーダストリーム公式「DWSボトル0.5L」:満水容量623mL、適正容量455mL、Genesis対応
  • ソーダストリーム「Genesis取扱説明書」:ガスシリンダーの着脱方法と安全上の注意
  • PC Watch「Amazonドリンク売れ筋ランキング」:2026年10月5日時点のby Amazon強炭酸水500mL×24本、1,601円

※価格・キャンペーン・送料は変動します。この記事のソーダストリーム価格は2026年10月5日時点、Amazon価格も同日時点の情報を基準にしています。実際に比較するときは、その時点の購入価格と自分の実支払額で計算してください。

福山

・大学院でがんの研究をしてたら
・あれ?これ、金かかりすぎやね?
・健康でいることがもっとも社会貢献じゃね?
・とか考えた人
・その結果、腸内環境を整えるのが健康への第一歩やで
・と判断し、その考えを広めるためにブログ開設

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