食事系の本をたんまりと読んできたので、超重要と思えることをまとめていこうと思います。記事の後半では読みやすかった本を紹介していますので、参考にしてみてください。
<読んできた食事系の本の一部>
- 低炭水化物ダイエットへの警鐘
- チャイナ・スタディー 葬られた「第二のマクガバン報告」(合本版)
- 食のパラドックス
- ダイエットの科学
- フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠
- 加工食品には秘密がある
- 食品の裏側―みんな大好きな食品添加物
- ジョコビッチの生まれ変わる食事
- 小麦は食べるな!
- 一生リバウンドしないパレオダイエットの教科書
- Dr.奥井式 原始人ダイエット
- GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス
- 世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術
- シリコンバレー式 自分を変える最強の食事
- 脳はバカ、腸はかしこい
- ヤセたければ、腸内「デブ菌」を減らしなさい! – 2週間で腸が変わる最強ダイエットフード10
- いつものパンがあなたを殺す
- 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
- あなたを生かす油 ダメにする油 ココナッツオイルの使い方は8割が間違い
- 果糖中毒 19億人が太り過ぎの世界はどのように生まれたのか?
などなどです。食事が関係する健康本を合わせると100冊以上読んできました。それだけ読んできて思うことは「言われてみれば当たり前だなー」と思うことばかりです。
以下には本から学んだ使える食事術について書いていきます。
食事本を30冊以上読んできて見えてきたこと
それでは早速『今日からでも使える食事術』について書いていきます。1つでも多く実践してもらえれば健康への道が拓かれていくと思います。
0:食事を正せば人は自然と痩せる
食事を考える上で大切なことが2つあります。
- なにを食べるべきか?
- なにを食べないべきか?
の2つです。
食べるべきものを食べ、食べない方がいいものを避ければ自然と
ダイエットに成功
します👍
正しい食事をすれば、次のようなメリットがあります。
- 痩せる
- 肌の調子がよくなる
- お腹の調子がよくなる
- 異常な食欲がなくなる
- 脳がすっきりする
後述しますが、加工食品やお菓子などは、
人を中毒にさせる
食べ物です😱
今日も食べたい、明日も食べたい、
やめられない止まらない状態
に加工食品やお菓子は人を簡単に誘導します。なぜそんな危険なものを作るかというと、食品メーカーはそうすることでたくさん利益が出るからです。そして人が肥満になり、生活習慣病になれば、スポーツジムもお医者さんも製薬会社もダイエット関連会社も儲かります。食品業界には
巨大ビジネス
がうごめいています😅
その業界のカモになるかどうかはあなた次第なのであります。
1:1日に野菜・果物を合わせて350g以上食べよ
野菜・果物の重要性について詳しく語る必要はないでしょう。野菜・果物は、
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル
が豊富ですので、たくさん食べておきたいところ。1日に350g以上を目指して食べてください。
食物繊維は腸内細菌のエサでして、エサが不足しちゃうと腸内細菌の反乱が起こります。そうなると体に様々な不調が起こり始めます。腸内細菌についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
>腸内フローラ関連本を30冊以上読んで分かった腸内細菌の大切さ【まとめ】
2:地中海式の食事を目指そう
「日本食は体にいい!」と言われていますが、日本食は炭水化物と塩分が多めでして、思ってるほど最高の食事ではありません。日本食を超える健康的な食事が『地中海式の食事』です。地中海式の食事が体にいいことは科学的にも分かっています👍
食事系の本の半分以上には「地中海式の食事がいいぞー」と書いてありまして、もう耳タコ状態です😅
地中海式の食事から学びたい5つの食品リストは次の通り。
- 魚
- 野菜と果物(食物繊維が除かれたジュースはダメ)
- 茶色い炭水化物(玄米、全粒粉、蕎麦)
- エクストラバージンオリーブオイル
- ナッツ類(アーモンド・くるみなど)
食事についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
3:魚を食べてオメガ3を摂取せよ
魚にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれております。オメガ3は必須脂肪酸といわれるものでして、
体に必須な脂肪
です。
しかし、
現代人はオメガ3脂肪酸が不足している
ので、意識して魚を食べておきたいところなのです。また、大型の魚(マグロとか)は水銀や化学物質が蓄積されていますので、小魚をメインに食べていきましょう。最低でも週に1回は魚を食べてください。
脂肪についてはさらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
>脂肪の働き方は全然違う【オメガ3・オメガ6・飽和・不飽和・中鎖・トランス】
4:白米の食べ過ぎは危険な理由
日本人として白米好きの方も多いでしょう。しかし、白米の食べ過ぎは危険です。なぜなら・・・
白米はほぼ糖分
だからです。
ほぼ糖分の白米を丼茶碗で何杯も食べていたら、そりゃあ太ります。血糖値がバカ上がりしてしまいます😅
糖分は体のエネルギーなんて言われています。その通りです。ですが・・・現代人は糖分を摂取しすぎですので、摂取量をコントロールしておきたいです。血糖値をコントロールすることは健康に生きるための必須条件です。
運動を全然しないデスクワーカーは白米控えめに
してください。
マニアックな話ですが、ブドウ糖(炭水化物)・お酒・果糖の代謝の違いについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください↓
>ブドウ糖(炭水化物)・お酒(エタノール)・果糖の代謝の違いについて
ブドウ糖(炭水化物)の食べ過ぎも危険なのですが、近年注目されているのは果糖の取りすぎ問題です。いたるところに含まれている果糖。知らず知らずに多くを摂取しております。
5:肉は食べるべきだけれど質に左右される
食事本を読んでいて一番意見が分かれるところがお肉かと思います。
- 「肉をたくさん食べよう!」
- 「肉の食べ過ぎは良くないぞ!」
と、肉肯定派と肉反対派がいます。
肯定派の意見としては「長い狩猟採集民時代の遺伝の名残で、ヒトは肉を食べることに最適化しているぞ!肉は血糖値も上げないし、体を作るタンパク質が豊富だ!」などという意見です。
反対派の意見としては「赤身肉は発ガン率や心臓・血管系の病気のリスクを上げるぞ!」などの意見です。
お肉の判断は迷いどころなのですが、以下の点に気をつけてお肉を食べるべきだと私は考えています。
- 肉は質が重要だから質の高いものを選ぶ(牛・豚・鳥の生育環境がとっても大切)
- 牛肉や豚肉よりは鶏肉をメインで食べる
- 肉を焼きすぎると発がん物質が生まれるから、高温で焼きすぎない
- 肉を食べるときは野菜と一緒に
肉と病気の関係についてもう少し詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください↓
>【肉と病気の関係性】焼き過ぎは大腸がんの原因&魚を食べよう
6:避けるべき食べ物リスト
以下に避けるべき食べ物を書いていきます。ここに挙げている食べ物はできるだけ排除していきましょう。
- 加工肉(ハム・ベーコン・ウィンナーなど)
- 加工食品(食材の原型をとどめてないもの)
- お菓子全般
- ジュース
- 菓子パン全般
これらの食品は次の理由で危険です。
- 血糖値を爆発的に上げる(糖分が多い)
- やばい油を使っている(トランス脂肪酸)
- 食品添加物がたっぷり
これらの避けるべき食べ物を食事から排除するだけで、健康的な道が開かれるかと思います。特に、
加工肉はWHOが「やばいぜ!」
と警鐘を鳴らしておりますのでお気をつけください。
太りやすい食べ物についてはこちらの記事を参考にしてみてください↓
>太りやすい食べ物の一覧【ダイエットしたいなら知っておこう!】
おわりに:食事は楽しむことも大切
食事ばかりを気にしていたら楽しい食事も台無しになってしまいます。ですから、気をつけるべきところは気をつけて、楽しむときは楽しむというメリハリが大切です。
私のやり方ですが、
- 普段の食事は気をつける
- 友達とご飯に行くときはほぼ気にしない
というルールを作って実践しています。月に何回かは加工食品も食べるし、アルコールも飲むという感じです。(次の日は体が超重くなりますが・・・😅)
それでは最後に読みやすいオススメ本を紹介して終わりたいと思います。
最初に紹介したいのが『ジョコビッチの生まれ変わる食事』です。私を健康への道に誘ってくれた本です。読みやすいですし、食事以外にも大切なこと凝縮されています。
続いて紹介したいのが津川友介さんの『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』。これを読んでおけば間違いないという1冊。先に紹介した本とは違い『食事』に特化している内容です。ざっくりまとめてしまうと「地中海式の食事をしなはれ!」という感じ。
最後に紹介したいのが『ダイエットの科学』です。上2つの本よりさらに濃い内容を知りたい方にオススメの一冊。『ダイエットの科学』というタイトルですが、ダイエットのみならず、食にまつわる気になる情報がほぼ全て書いてあるかと思います。
それでは!
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