健康のために『ココナッツオイル』を毎日ちょこっと食べています。
ココナッツオイルを食べる理由は“良質な脂質”を摂取するのが目的です。食べ続けていたら、他のところでココナッツオイルの意外な恩恵を受けることができました。
舌苔が減ったのです。舌苔とは、字のごとく舌にできる苔のことです。「ベー」と舌を出したら、ひどい人だと舌の表面が黄色くなっていたりします。これが口臭の原因だったりするんですね。
で、ココナッツオイルを食べ始めてから、この舌苔が減っていったんですよね。朝起きた時の舌のネバネバ感が減りました。
「なんでだろう?」と思っていたのですが、ようやくその理由が分かったので、それを記事にしたいと思います。
ココナッツオイルには抗菌作用がある
白澤卓二さんの本『寝たきりにならない5つの習慣』を読んでいたら、ココナッツオイルの驚くべき効果がわかりました。
なぜいいのかというと、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はラウリン酸ですが、このラウリン酸には強い抗菌作用があるのです。p65
そう、ココナッツオイルには抗菌作用があったのです!だから、舌苔が減ったんですね。
ラウリン酸とは?
ラウリン酸を知っている方も多いはずです。シャンプーによく含まれているやつです。
ラウリン酸の特徴↓
- ココナッツオイルやヤシ油に含まれる
- 抗菌活性を持つ
- 毒性は非常に低い
- 界面活性剤として水を油に溶かすことができる
- 保存性に優れる
ラウリル酸がなぜシャンプーに使われているかというと、界面活性剤だからなんです。加えて、毒性も低いので安全に使える物質なのです。
オイル・プリング
巷で流行っている健康法に『オイル・プリング』があります。これは、オイルを口に含んでうがいをするものです。インドの伝統医学アーユルヴェーダが由来と言われています。
油でうがいをすることにどういう効果があるかというと、病原菌や病原菌の毒素を洗い流すことができます。油で油汚れを落とすのと同じ原理です。というのも、病原菌の細胞膜の主成分は油ですし、病原菌が出す毒素も油を含んでいるからです。というわけで、オイルプリングをすることで、油と一緒に病原菌と毒素を洗い出せるのです。
また、このオイルプリングをココナッツオイルで行うと、ココナッツオイルの『殺菌作用』や『抗炎症作用』でより効果が期待できそうなのです。上述の通りですが、ココナッツオイルに含まれるラウリン酸が殺菌作用を持っているからです。ココナッツオイルを肌に塗ると、湿疹やニキビなどを改善することが知られています。
オイル・プリングのやり方は簡単で、大さじいっぱいほどのココナッツオイルを口に含んでクチュクチュするだけ。推奨時間は“5〜10分”ですって。
5分もクチュクチュすれば表情筋も鍛えられるので、ほうれい線の予防にも繋がります。歯周病予防&ほうれい線予防が一度にできるので、一石二鳥!
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おわりに
この記事では『ココナッツオイルの意外な効果』について書いてきました。まさかココナッツオイルに殺菌効果があるとは・・・びっくりな事実です。
口臭が気になる方は、天然素材で口臭対策をしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私は朝起きて、軽くうがいをした後にオイル・プリングをして、歯磨きをしています。
参考までに。それでは!
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