飲む点滴と言われる『甘酒』にそこまでの効果はあるのか?栄養的には微妙だよね

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甘酒の効果とは?

“飲む点滴”なんて言われており、非常に評判の良い甘酒。
でも、甘酒ってそこまで栄養価が高いのでしょうか?

だって、元は『米』ですからねー。

ということで、今回の記事では『甘酒』について書いていきます。

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甘酒は体に良いのか問題

甘酒100gあたりの成分

食品成分データベースより、100gあたりの甘酒の成分を調べてみました。

甘酒 栄養成分

うん、やっぱり米って感じの栄養素の少なさです。
ちょっと分かりづらいので、栄養がたっぷり詰まったゆで卵と比べてみます。

ゆで卵 栄養成分

表にして比較してみます。

 甘酒ゆで卵
エネルギー81151
タンパク質1.712.9
脂質0.110
炭水化物18.30.3

栄養的にみても甘酒に圧倒的な敗北感があります。

「卵は脂質が多い!太りやすい!」と思われる方もいるかもしれませんが、脂質は体にとってめちゃめちゃ大切なものになります。
昔言われてた「卵は1日一個」を信じてる人は、考え方を改めてください。

*脂質関連記事

お通じに良いのか?食物繊維を見る

「甘酒はお通じに良い!」なんてことも言われていたりします。
ではでは、食物繊維がどれくらい含まれているのかを調べてみようじゃありませんか。

同じように調べた結果、甘酒100gあたり、

  • 水溶性食物繊維;0.1g
  • 不溶性食物繊維:0.3g

食物繊維の総量として、計0.4gになります。

これ、全然多くないです笑

こんにゃくゼリーだと100gで0.8gの食物繊維量になるので、甘酒の2倍はあります。

生キャベツだと100gあたり1.8gになります。

甘酒の酵素が体にいい問題

「甘酒に含まれる酵素が入ってるんや!それが美容にいいんや!」という人もいますが、残念ながら酵素については・・・って感じです。

というのも、酵素ってタンパク質の一種なんですよね。
タンパク質ということは、胃酸で消化されて、結局はただの“アミノ酸”に分解されちゃうというわけです。

ということで、当サイトでは酵素が体にいい!という意見に対しては否定的です。

*酵素関連記事

砂糖がたっぷり入ってるかもしれないから気をつけよう

ちなみに、甘酒といっても、砂糖がガンガンに添加されているモノもありますので、お気をつけください。
それだとコーラ飲んでるのとあんまり変わりません(´・ω・)

それでも甘酒を私が食べ続ける理由

甘酒に対して否定的なことを書いてきましたが、私は毎日甘酒を食べています
その理由をこれから書いていきます。

単純にうまい

もっとも単純な理由が「おいしいから」です笑

砂糖たっぷりのお菓子を食べるよりは甘酒の方が健康的だろ、という理由で甘酒を毎日食べています。
夏は冷蔵庫で冷たく、冬はレンジでチンして温かくしていただいております。

ちなみに甘酒は自家製です〜。

米を食うより甘酒

甘酒って結局は『米』食ってるのとあんまり変わりません。
つまり、糖質たっぷりってことです。

糖質控えめの方が体には良いので、米食いまくって、甘酒飲みまくっては体に悪いです。

私は甘酒の方が美味しいと思うので、1日の米摂取量が同じなら、米より甘酒を多めに食べることにしています。(もちろん米も食べますよ)

麹菌が体に良いかもしれないという可能性

麹菌が米を分解して糖質を作るから、甘酒は甘くなります。
その過程で麹菌もどんどん増殖していきます。

プロバイオティクス的な観点から、甘酒は腸内細菌環境を整えるはずなので、そういう意味でも私は甘酒を毎日飲んでいます。

イメージとしては納豆と似ています。
ただの豆を食べるのと、納豆菌がついた豆はどちらが健康的でしょうか?って話だと思います。(ただ、腸内環境は人それぞれなので、その菌が自分に合うかはわかりません。甘酒を飲んで体調が悪くなる人、納豆を食べて体調が悪くなる人もいると思います。)

*腸内細菌関連記事

死んだ菌も体に良いであろうという可能性

当然ながら、麹菌も胃酸で殺されてしまいます(´・ω・)
しかしながら、死んだ菌も腸内細菌の餌となり、結果として腸内環境をよくするとも言われています。

吸収率が良いという視点

私たちの体は、食べ物の栄養を全てそのままエネルギーにできるかというと、そんなこともありません。

と言うのも、消化吸収にエネルギーを使うからです。
だから風邪気味の時に焼肉などの重い物を食べると、消化吸収にエネルギーを使い、風邪を治すためのエネルギーが不足し、結果として余計に風邪が悪化します。

甘酒が“飲む点滴”と言われる所以はそこからだと思います。
だから、同じ米を食べるのであれば、米より甘酒の方がエネルギー的には良いはずです。(太りやすいという意味でもある)

ですので私は甘酒を食べるのは、

  • 朝食
  • 運動前or運動後

にしています。

消化吸収に適しているので、胃が重くなったりすることもありません。

自分で作ったら添加物が限りなくゼロ

「カロリーという意味では、甘酒でもチョコレートでもどっちでもいいんじゃない?」

カロリーという意味では、確かにそうです。
しかし、添加物という視点を導入すると、甘酒はかなり“優れた甘くて美味しいもの”になります。(自家製だったらという話ですが)

チョコレートやらアイスやらは、糖分以外にも“トランス脂肪酸”というヤバイ油が含まれています(´・ω・)
ですので、「ちょっと甘いものが欲しいな」というときには甘酒は最高の一品かと思っています。

まとめ

この記事では『甘酒って体にいいの?』について書いてきました。

結局のところ甘酒ってただのコメです。
ですから、タンパク質や食物繊維、ビタミン・ミネラルが豊富とは言えません。

しかしながら、

  • 麹菌が腸内環境を整える
  • エネルギーにしやすい
  • 添加物が少ない甘い食べ物

という点で、私は優れた食べ物だと判断し、毎日食べております。(甘酒はうまい!)

ということで、甘酒オススメです!!(自家製に限る)

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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