室伏広治選手から学ぶ『逆転の呼吸法』が効果ありまくりだった件

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このサイトでは何度も『呼吸』についての大切さについて書いています。

呼吸の大切さについては、ヨガや瞑想経験者ならば身をもって感じていることだと思うので、「呼吸って大切だよねー」と言うと「そうだよね〜」ってなるのですが、そういう経験がない人に「呼吸って大切だよねー」と言っても「こいつ何?キモ!スピリチュアル系の人なの?」と思われてしまうところが残念なところなのです(´・ω・)

少しミクロの話をしてみると、私たちが食事とした摂取した食物と、呼吸によって吸い込んだ酸素が、細胞内でミトコンドリアという機関によって“エネルギー”に変換されます。

つまり食べることと同じくらいに呼吸をしっかりとすることが、体のエネルギーを作る上でめちゃんこ重要なんですね〜。
それを伝えるために『呼吸』について色々と書いたりしています。

んで、今回はスーパーアスリートの室伏広治選手の呼吸法について書いていきたいと思います

参考にした本は『ゾーンの入り方』になります。
素晴らしい本でしたので是非手にとってみてください〜。(こっちのサイトでもゾーンの入り方についてはメモしています。→【読書メモ:ゾーンの入り方】室伏広治選手の考え方が詰まった最高の一冊!

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ヒトの2つの呼吸

胸式呼吸とは?

普段、僕たちが何気なくやっているのが“胸式呼吸”です。

人間の体には胸腔(きょうくう)と腹腔(骨盤腔)があり、胸式呼吸は胸を中心に行う呼吸法のことです。
ですが、胸で呼吸をしようとすると僧帽筋や胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を中心とした筋肉が必要以上に動いてしまうので、胸や肩を上下させてしまいます。

それが肩こりや首の疲れの原因の一つと言われています。
だから胸式呼吸から腹式呼吸にしようぜ!ってのが一般的な呼吸の本の流れになります。

アスリート的には、胸式呼吸だと次のような弊害があるんですって。

  • 野球のピッチャーや陸上のやり投げ選手がオーバースローで投げる時に肩が回らない原因になり、結果として下半身の大きな筋肉が使いづらくなる

腹式呼吸とは?

腹式呼吸は横隔膜を使って行う呼吸になります(横隔膜は膜といっても筋肉になります)。
でも多くの人は腹式呼吸で使う横隔膜の動かし方を忘れてしまっているので、なかなか腹式呼吸ができません(´・ω・)

室伏選手の考え

多くの本を読んでも「腹式呼吸は大切だ」と書かれているのですが、室伏選手の考えは少し違いました

また、呼吸法といえば腹式呼吸というものがありますが、これは呼吸を意識的に行うことで、おへそのあたりが前後にペコペコと膨らんだりしぼんだりして、集中状態に入りにくい面があります。呼吸法というものは意識して行うよりも、いかに自然にできるかということが大切なのです。

私が紹介する呼吸法は、呼吸を意識することなく、静かに自然に呼吸することで集中力を高めるものです。p39

私はこれを読んで「おいおい、マジか」と思いました。
まさか、トップアスリート兼スポーツ科学の研究者である室伏広治選手が、このような考えに立っているとは思いませんでした。

どうせ「腹式呼吸大事だよー」てなことだろうな予想していたのですが、全然違ったのです笑

腹式呼吸のアスリート的な弊害は次のようなことだそうです。

  • 背中側は膨らまず、上下左右前後の体幹が締まらない
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室伏広治選手の呼吸法

そして、この呼吸法を私は今でも続けています。仕事やふだんの生活の中で、集中したいときや精神を整えたいときに、この呼吸法を行えば、活力が湧いてきます。つまり、この呼吸法は読者の皆さんが、さっそく今日から実践できることなのです。p39

実際、私もこの呼吸法をやってみて活力が湧く感覚がありました。

胸式呼吸でもなく、腹式呼吸でもない新しい呼吸法なので、最初は戸惑いましたが、感覚をつかめばすぐにできるようになりました。
「さすが室伏選手、こんなことやってたのかー。」と、トップアスリートの呼吸法を知れて超嬉しかったです( ´∀`)

やり方

やり方について書いていきます。

  • 立っていても座っていてもOK
  • 片方の手のひらを上に向け、わずかに水をすくえるぐらいのくぼみを作る
  • その手をそうっとヘソの下(丹田)に当てる
  • もう片方の手も同様にヘソの下に持ってきて、最初の手に重ねる
  • 眉と眉の間、ヘソの下、手のひらの真ん中の3点意識して呼吸する

こうすることで自然と肩で呼吸することはなくなっているとのことです。
やってみると確かにそうでした。(本ではもっと詳しく書いています。)

この呼吸は1~2分でOKだそうです。

1ランク上の呼吸法『逆転の呼吸法』

んで、やってみて欲しいのがこちらの呼吸法になります。
室伏選手はこの呼吸法のことを“逆転の呼吸法”と呼んでいます。

やり方

やり方ですが、『息を吐くときの筋肉を動かしながら、息を吸う』ことが逆転の呼吸法になります!笑

普通の呼吸では、息を吸う時に胸やお腹が膨らみ、吐く時に胸やお腹がしぼんでいきます。
それを変えて、息を吸うときに息を吐く時の動きをするのです!

「へ?」となると思うので、以下に具体的に書きます。

  1. 先ほどの呼吸法と同じ姿勢をとる
  2. 鼻から息を吸い込み、口をわずかに開けながら息を口から吐き出す
  3. 体幹部分に力が入るまで吐き出す
  4. 吐き切ったらゆっくりと鼻から息を吸う
  5. これを繰り返し、吐き切った時の体幹部の筋肉の収縮状態を覚える
  6. 覚えたら、鼻から一気に息を吸いながら吐き出す時の筋肉を使う
  7. 体幹部が膨らもうとするのを防ぎ、丹田部に圧をかけることを意識する

これを1分間すると集中力とパワーがみなぎるとのことですが、本当にそうなります!(`・ω・´)”

この呼吸方法慣れてくれば、腹部全体に力を入れたまま普通に呼吸ができるようになります。そうすることによって、運動中の腹の締め方をコントロールできるようになり、上体に無駄な力が入らなくなり、下半身も使いやすくなることでしょう。また日常生活でのぎっくり腰の予防にもなり何よりも物事に対して自信を持って前向きに取り組むことができるきっかけになると思います。p47

1分間すると結構疲れてしまいますが、疲れながら集中力が高まる感じがする不思議な呼吸法なのです。

この呼吸法ができない人は、うんこ座りしたままで息を吸い込めば逆転の呼吸法と同じ状態になるとのことです〜。

まとめ

この記事では『室伏広治選手から学ぶ呼吸法』について書いてきました。
室伏選手は呼吸のことについてこのように言っています。

呼吸は、人間の身体と精神をつなげる役割を担っていると言われています。とくに精神とは物理的に見えるものではないので、コントロールすることが難しいのです。しかしそれをコントロールしていくための究極の方法は、呼吸をまったく意識しないで自然体であることだと私は思っています。身体の使い方や物の考え方が最高の状態であれば、その時に行っている呼吸がもっとも自然体であり一番いいのです。今回、紹介した呼吸法が、そのきっかけになれば幸いですp48

正直、私には何を言っているのかよくわかりませんが、「呼吸は大切なんだよー!」ということは伝わってきます。

冒頭にも書きましたが、「呼吸は大切なんだよー」とか言うと、人によっては「こいつ何言ってるの?キモ!」なんて思われたりしますが、トップアスリートも意識していることなので、とりあえずは試してもらえたらなと思います。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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