「MCTオイルって何よ?」
MCTとはMedium Chain Triglycerideの略なので、つまりMCTオイルとは、『中鎖脂肪酸のオイル』のことです!
「じゃあそれって何が体にいいの?」
ということで、今回の記事では『MCTオイルの効果』について書いていきます。
MCTオイル(中鎖脂肪酸)の効果とは?
エネルギーに早く変わる
脂肪酸には3つあります。
- 短鎖脂肪酸
- 中鎖脂肪酸
- 長鎖脂肪酸
普通の食事で摂取する脂肪酸はほとんどが『長鎖脂肪酸』になります。
長鎖脂肪酸は字のごとく鎖が長いので、体でエネルギーに変えるためには時間がかかります。
しかし、中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて構造が短いため
- 消化の時間が短い
- 吸収の時間が短い
と、効率よくエネルギーに変換することができます(`・ω・´)”
ココナッツオイルとMCTオイルの違い
中鎖脂肪酸として有名なのが『ココナッツオイル』になります!
ただし、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は約60%になります。
その点、MCTオイルは中鎖脂肪酸が100%と、ココナッツオイルより格段に中鎖脂肪酸が多いのです。
*関連記事:オイルの選び方
MCTオイルが注目される理由→痩せるから
最近なんでMCTオイルが注目されているかというと、『太りにくいから』です。
先ほども書いた通り、中鎖脂肪酸は分解・吸収が早いので他の脂質に比べたら体に蓄積されづらい脂質なのです(`・ω・´)”
だから、普段使っている油とか脂質をココナッツオイルやMCTオイルに変えたら、太りにくくなるんじゃね?って話なわけです。
体が脂質燃焼型に
私たち人間は二つの燃料タンクを持っています。
- 糖質タンク
- 脂質タンク
です。
糖質タンクが空になったら、脂質タンクを使うのが本来の人間の体の仕組みなのですが、現代の食生活では“糖質摂りすぎて、糖質タンクが空にならない・・・”という代謝になっています(´・ω・)
これが肥満やら、生活習慣病やらに関係してきます。
だから糖質を抑えて、脂質を取るような食生活に変えることで、本来の代謝リズムに戻せるんじゃね?ということもあり、MCTオイルは注目されているのです。
まぁMCTオイルを摂取するだけでは、脂質燃焼型の体になることはないですけどね。
糖質カットもセットじゃないとダメです。
*関連記事
MCTオイルの摂取方法
MCTオイルは無味無臭
MCTオイルは無味無臭なので、サラダにかけるもよし、スープに入れるもよし、と基本的になんでもOKです。
中鎖脂肪酸100%じゃなければココナッツオイルでも
「中鎖脂肪酸を100%摂取したいんだ!!!」
という、強い思いがない方はココナッツオイルでもOKです。
ただし、ココナッツオイルはやっぱりココナッツの香りが強いです・・・。
だから、ココナッツオイルはMCTオイルと違って料理に何にでも使えるわけじゃありません。
昔、ココナッツオイルで目玉焼き作ったら食べれたものじゃありませんでした笑
コーヒーに入れるのが一般的?
MCTオイルを一躍有名にしたのが『完全無欠コーヒー』だと思います。
完全無欠コーヒーとは、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』で紹介されていたコーヒーのことです。
完全無欠コーヒーの作り方に関しては、こちらの記事を参考にしてみてください→→→
完全無欠コーヒーの作り方について簡単にご紹介すると、
- 有機コーヒー
- グラスフェッドバター
- MCTオイル
を混ぜるだけのものになります。
著者曰く、「朝食はこれだけでOK!仕事のパフォーマンスアップだぜ!」ということです。
“朝食はコーヒーだけ”
という方は是非とも試してください。
コーヒーだけではエネルギー不足になってしまうと思うので^^;
MCTオイルの取りすぎは注意
「MCTオイルが体にいいって聞いたぞ!たくさん取るべし!」
と思って、たくさん取るのは注意が必要です。
というのも、人によってはお腹が緩くなったりするからです。
何事も適量が肝心です!!
スプーン1杯〜2杯でいいと思いますよ〜。
まとめ
この記事では『MCTオイル』について書いてきました。
中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすいということでした。
言ってみれば、「ただそれだけ・・・」のような気もするので、私はMCTオイルは取っていません(=゚ω゚)ノ
中鎖脂肪酸摂取ならココナッツオイルで十分かなぁということで、毎朝スプーン1杯のココナッツオイルをペロりんちょとしています(`・ω・´)”
ココナッツオイルの風味が苦手じゃなければ、特にMCTオイルに手を出す必要はないかなぁというのが個人的な感想です。
まぁなんにせよ良質な油・脂質の摂取は心がけてみてください!!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
*油・脂質関連記事
コメント