腸内細菌が作る短鎖脂肪酸って?天然の痩せ薬って本当!?

腸内細菌が作り出す 短鎖脂肪酸の驚くべき力
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短鎖脂肪酸をご存知でしょうか?

このサイトでもたまに取り上げることなんですが、簡単に言ってしまえば、腸内細菌が作り出す副産物のことです。
この短鎖脂肪酸が体にプラスの影響を与えてくれるのです!!

今回からしばらく、『腸内フローラ10の真実』から気になったことを書いていきたいと思います。

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短鎖脂肪酸の効果?

この本を読むまで知らなかったのですが、短鎖脂肪酸の体の中での役割を解明したのは日本人研究者で、東京農工大学特任准教授の木村郁夫さんです!

肥満をコントロール

肥満は、脂肪細胞と呼ばれる細胞が内部に脂肪の粒を蓄え、肥大化することでおきます。
食糧難に陥った時にもエネルギー不足にならないようにするための体の大事な機能なのですが・・・如何せん今はいつでもどこでも食料にありつける平和な時代。

だからこそ肥満で悩んでいる方は多いのですね。
そんな脂肪細胞がどんどん肥大化するのにブレーキをかけるのが『短鎖脂肪酸』の役割だということがわかりました!

脂肪細胞には短鎖脂肪酸を感知する受容体がついていて、受容体に短鎖脂肪酸がくっつくと、細胞は栄養分の取り込みをやめるのです。
つまり短鎖脂肪酸は脂肪細胞が過剰に脂肪を蓄えるのを防ぐのですね。

代謝を活性

短鎖脂肪酸の役割はそれだけではありません。

交感神経にも短鎖脂肪酸に反応する受容体があり、受容体に短鎖脂肪酸がくっつくと、全身の代謝が活性化します。
というのも、交感神経が活性化するということは、心拍数の増加や体温の上昇が起こるということだからです。

短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑え、なおかつエネルギーを消費するという素晴らしい役割があるのです!

短鎖脂肪酸を作るには?

そんな重要な短鎖脂肪酸を作るには腸内に細菌がいないとダメです。

しかし肥満した人の腸内にはバクテロイデスなどの金数が減り、短鎖脂肪酸を作る能力が下がっているのです。
だから肥満のブレーキとなる短鎖脂肪酸が足りないし、交感神経も活性化せずにエネルギー消費の方向に向かわないということなのです。

外部から取り入れる短鎖脂肪酸

実を言うとこの短鎖脂肪酸、外部から取り入れることができます。

短鎖脂肪酸には、

  • 酢酸
  • 酪酸
  • プロピオン酸

という3つの物質の総称になります。(同じような作用もする場合もあれば、それぞれに固有の働きもあります)

んで、この中の『酢酸』、いわゆる『お酢』のことですが、これも天然の痩せ薬として効果があるとのことです。
だから腸内細菌に作ってもらわなくても酢を飲めばOKてな話になります。

ただし、酢酸はすぐに分解されるので効果は一時的になります。
腸内細菌がいれば半永久的に作ってくれるので、そちらの方が効果的です。

と言うことでやっぱり腸内細菌を整える方がいいよってなわけです。

酢酸の飲み過ぎは危険

言うまでもなく酢酸は『酸』なので、酸性です。
つまり、歯の表面を柔らかくしてしまうのですね。

健康のために飲む程度あれば唾液が中和してくれるので問題ないですが、飲み過ぎは『酸蝕歯』と言って、歯がボロボロになってしまいます。
酢酸が健康にいい!と言っても、飲み過ぎは要注意です。

短鎖脂肪酸には糖尿病改善効果も!

短鎖脂肪酸には腸の細胞を刺激して『インクレチン』と呼ばれるホルモンの分泌を促します。
インクレチンはすい臓に働きかけて、インスリンの分泌を促します。

インクレクチンは糖尿病の治療薬としても使われている物質であり、それを短鎖脂肪酸が腸を刺激することにより天然で作り出すことができるって面白い話ですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?
この記事では『短鎖脂肪酸』について書いてきました。

腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸には驚くべき効果があるのです!
いや〜やっぱり人間と腸内細菌はうまい具合に共生しているんですね。

ということで、しっかりと腸内の細菌を育てるためにも、腸内細菌が好きな栄養(プレバイオティクス)を摂取しましょうね〜!!

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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