フィジーク選手だったりボディビルダーの選手だったり、筋肉ムキムキの人の筋肉って「使えない筋肉」とか言われていたりします。
それってほんまなのか?というか使える筋肉とか使えない筋肉ってなんなのか?
というのを長年疑問に思っていたのですが、それについて山本義徳さんが動画で答えてくれていました。
筋肥大の筋トレとパフォーマンスアップの筋トレは質が違う
筋トレでムキムキになっている人は、「遅筋」が多いそうです。当然ながらスポーツなどで瞬発が求められる系では「速筋」が多い方が有利です。だけれどもボディビルダーは遅筋が多く、瞬発系に適していません。
だから「ボディビルダーの筋肉は使えない」とか言われてしまっているんですね。
ではなぜボディビルダーは遅筋が多いのか?
その理由は、筋肥大のために「ネガティブ」の動作を取り入れるからです。ネガティブとは、腕立て伏せだと「ゆっくり下げていく」というような動作のことです。
筋トレの際にネガティブを意識した方が「筋肥大」という点で効果的なのですね。また、ネガティブの筋トレをしていると遅筋だけでなく「コラーゲンも増える」そうな。
スポーツ選手が求めている筋肉の質、フィジーク・ボディビルダーの選手が求めている筋肉の質って全然違うのですな。ですから「フィジーク・ボディビルダー選手の筋肉は使えない筋肉」っていうのはそもそもがナンセンスなんですね。だって彼らは「スポーツ選手がいう使える筋肉を求めているわけではない」からです。
んで、「使える筋肉」を求めている人に、山本義徳さんはこうアドバイスをします。
- ネガティブにそんなに重きをおかないトレーニング
- 上げるときに一気に上げるトレーニング
がオススメということです。
参考までに。それでは!
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