何かの習慣をつけたい場合、3週間、つまり21日間さえ頑張れば、習慣がつくと言われています。
実際、私も全くのランニング習慣がなかったのですが、3週間続けたら習慣になってしまい、かれこれ6年間くらいランニングをしています。
しかし、その期間で本当に習慣はつくの?という明確な答えはわかっていませんでした。
そんな疑問にお答えるすることがジェレミー・ディーンさんの本、『良い習慣、悪い習慣』に書いてあったのでご紹介したいと思います。
どんな習慣かによって長さが変わる
つけたい習慣の難しさによって所要時間は変わるということです笑。
当たり前っちゃ当たり前ですね(´-`).。oO
例えば、朝食後に水を一杯飲むと決めた人たちは、20日程度で習慣になりましたが、昼食時に果物を1つ食べると決めた人たちは習慣をつけるまでに40日ほどかかりました。
それで・・・もっとも習慣化するのが難しかったのが『運動』になります笑!
朝のコーヒーを飲んだ後に腹筋50回と決めた人は、84日経っても習慣化することができませんでした。
しかし、朝食後に10分歩くのを50日で習慣化できた人もいます。
これから分かるように、簡単な習慣であれば3週間もあれば体が自動でできるようになります。
しかし、難しい習慣ほど長い時間がかかってしまうのです(´・ω・)
だから私がランニングを3週間で習慣化できたのはラッキーだったとしか言えませんね。
コンテクストが重要
習慣化に重要なのが『コンテクスト』です。
コンテクストってなんやねん?と思うかもしれませんが、これはパブロフの犬が有名ですね。
パブロフの犬とは、犬にエサを与える時に毎回ベルを鳴らせていると、ベルが鳴るだけでも犬がよだれを出すようになることです。
ようは、環境の条件をつけるということですね。
ランニングを習慣につけたい場合は、ランニングをする環境を整えておくということです。
時間がバラバラだったら習慣化しづらいでしょうし、夕食の前後を決めずに習慣化することも難しいでしょう。
私の場合だったら、7時前に夕食を食べて9時ごろにランニングをするという習慣をつけています。
本当はこんな夜にランニングをしたくはないのですが、ランニングの習慣をつけた頃がどうしてもその時間じゃないとダメだったので、その名残で今も走り続けています。
やらない日を決めておく
ランニングをする条件も決めていますが、ランニングをやらなくていい条件も決めています。
- 夕食が8時以降になった時
- 雨が降って、地面がベチョベチョな時
- 体調がすぐれない時
- 激しいスポーツをした時
私はこの4つの条件を、ランニングをやらない日と設定しているので、それ以外の日はほぼランニングをしています!
私の個人的な感覚でいうと、ランニングをする条件を整えるよりも、ランニングをしない日の条件を整えた方が効果的に習慣化できるような気がしています。
「今日は疲れたからやりたくないな〜」と思っても、「いや、やらない条件を満たしていないからやるぞ!」みたいな強制力を自分に働かせることができるんですね〜。
「疲れた日はランニングをしない方がいいのでは?」と思うかもしれませんが、疲れた日ほど体を動かした方が翌日に疲れが残らないという実感もあるので、「疲れた日はやらない」ことを私は条件にはいれていません。
是非とも『やるコンテクスト』と、『やらないコンテクスト』を決めて、習慣化に繋げてもらえたらなと思います(`・ω・´)”
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