前回の記事では『ランニングの習慣は3週間でつくの?』を書きました。
難しい習慣ほど、習慣化するには長い時間がかかることが分かっています。
だからランニングを習慣化することは難しいのですね。
ということで今回の記事では習慣化させるための方法、『IF・THEN』ルールをご紹介したいと思います。
具体的な行動をするためには具体的な状況を!
これも前回の記事で書いたことですが、習慣化をさせるためにはコンテクストが重要ということでした。
コンテクスト、つまりはランニングをしようと思う状況が大事なんですね。
ランニングを30分間するという具体的な行動を決めたのであれば、ランニングをするための具体的な状況を設定してあげた方が、習慣化させやすいのです。
つまり、IF・THENルールを決めてあげるのです。
IF・THENルールを日本語にすると『〜だったら〜する』ですね。
『〜だったらランニングを30分する』という感じです。
こういうのを実行意図と呼ぶのですが、実行意図を決めておくことは、何気なく立てる計画より習慣化しやすいことが分かっています。
「今日はランニングに行こう!」「今日はやめておこう!」といった風にしていては、いつまでたっても習慣化させることは難しいのです。
ルールが厳しすぎてはだめ
IF・THENルールで大切なことは、ルールが厳しすぎてはダメだということです。
『〜だったら』の条件部分が厳しすぎると、行動の可能性を狭めてしまいます。
しかし、緩すぎてもダメなので、その塩梅はうまくしなくてはなりませんね。
時間を決めない
「夜の8時になったらランニングをする」というルールを作りたくなるかもしれませんが、これはあまりオススメではないです。(私はしていますが・・・)
もともとランニングが習慣化できているのであれば、それでもいいかもしれませんが、まだ習慣化できてないのに、時間をルールにしてしまうと時間を気にしすぎてしまうのです(´・ω・)
何回も時計を見ることは、今の作業の集中力を低下させますし、何よりイライラします笑。
体が自動でランニングの準備をするようになるまでは、時間をルールにするのはオススメしません。
ある習慣にくっつける
時間をルールにするより、今ある習慣に新しい習慣をくっつける方が効果的です。
例えば、『夕食後の1回目のトイレ後にランニングに行く』などです。
毎日決まった時間にやる何気ない習慣に、新しい習慣をくっつけると、習慣化させやすいんですね。
行動を多様化させる
飽きちゃうのが一番怖くて、それが原因で習慣化できなかったりします。
ランニングが好きでもない人が、そうそう簡単にランニングばかりできるわけでもありませんからね(´・ω・)
ですから、行動を多様化させます!
どういうことかというと、『〜だったら、ランニングか筋トレをする」みたいな感じです。
ランニングをダイレクトに習慣化させるというよりは、運動を習慣化させるということですね。
こうすることで、とりあえずは運動を習慣化させやすくなります。
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