足を痛めない走り方ってあるのかな?
その疑問に答えます。
「毎日10km以上走るぜ!」という方には当てはまらない情報ですが、数キロ程度で足を痛めてしまうなら、それは走り方とシューズに原因があり、役に立つ内容になっています。
かかと着地はシューズありきの走り方
足をいたわるためにクッション性の高いシューズを選んでいるかもしれませんが、それは必ずしも正しいとはいえません。もし、毎日10キロ以上走る方であれば、クッション性の高いシューズがいいかもしれません。しかしそこまで走らない方にとっては、クッション性が高いランニングシューズは必要ありません。
一度、ランニングシューズなしで地面を走ってみてください。それで、あまりにも足が痛くて走れないと言う場合は、走り方に問題があります。
多分ですが、踵(かかと)から着地していないでしょうか?踵から着地する走り方は、人間本来の走り方ではありません。それはランニングシューズありきの走り方です。
例えばですけど、高いとこからジャンプして地面に着地するときに、踵から着地ませんよね?踵から着地したら、衝撃がもろに骨にきて足が壊れてしまいます。つまり、衝撃を吸収するなら踵からではなく、つま先から着地するべきなのです。
しかし、走るときは、何の気なしに踵から着地しています。その走り方は正しいのでしょうか?誰から教わったのでしょうか?
私たちよりはるかに動き回るのに、足の痛みと無縁な狩猟採集民の走り方を見てみましょう。3分あたりで走り方が分かります。かからとからではなく、足の裏全体を使って吸収しているのが分かるかと思います。
人間の足は衝撃を吸収するアーチ構造
橋がなぜアーチ構造になっているかご存知でしょうか?
それはアーチ構造が最も衝撃を吸収する形だからです。そして私たちの足もこのアーチ構造になっています。
つま先とかかとが地面につき、土踏まずが地面につかないようになっています。ここでアーチ構造をとっているのです。クッション性の高いランニングシューズを履かなくても、私たちの体はちゃんと衝撃を吸収する足の形になっているんですね。
クッション性の高いシューズは、異常なくらいに長距離を走る人にとっては使える道具だと思います。しかし走り方を知らない人が、むやみやたらにクッション性の高いシューズを買い、踵着地という人間本来の走り方ではない走法を身につけてしまっては、足を痛めるのは当然のことかもしれません。
おわりに:人間の体にあった走り方を!
- もともと足は衝撃を吸収する構造
- 高いところからジャンプして着地するとき、踵から着地するの?
- 踵着地の走り方は、クッション性の高いシューズありきの走り方
- 今の自分の走り方は誰かに教えてもらったの?
ということを意識して走ってみてください。とりあえず、裸足で床などを走ってみてください。それで足があまりにも痛ければ、走り方が悪いです。そして、痛くない走り方を模索してもらえれば、自然と足全体で衝撃を吸収する走り方になるかと思います^^それでは!
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