【読書メモ:「よく見える」の落とし穴】近視になる前に読みたかった視力本

【読書メモ:「よく見える」の落とし穴】近視になる前におきたかった視力本 病気
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認定眼鏡士の田村智則さんの『「よく見える」の落とし穴』という本を再読しました。

1年ぐらい前に読んだ本なんですけど、久しぶりに読み直して見るとまた新たな発見があったので、いつものようにメモしていきたいと思います。

昔読んだ時のメモはこちらのサイトで書いているので、もしよろしければ合わせて参考にしてみてください→田村知則さんの「よく見える」の落とし穴を読んで

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近視は悪い視力というわけではない

田村さんは一般人からプロスポーツ選手の視力の問題についてアドバイスをしています。

視力にも色々ある

私たちが一般的に思う視力が良いという事は、“遠くのものが見える”ということだと思います。しかし田村さんは、視力にはいろいろあるといいます。

田村さんの基本的な考えに『近視=悪い眼』ではない、というものがあります。

これについて、後半でメモしています。

近視の原因とは?

モノを見るときは眼の筋肉を使ってピントを合わせており、近くのものを見るときに筋肉は緊張します。

だから近くのものばかり見ていると、眼の筋肉は緊張しっぱなしになります。そしてこれが『視力低下』の原因になります。

手元ストレスメガネ

私は学生時代に視力が低下していき、高校生になる前には眼鏡をかけるようになりました。なぜ眼鏡をかける必要があったかというと、黒板が見えなかったからです。

メガネを作ることによって黒板をみるには不都合はなくなりました。

しかしそのメガネをつけたまま手元のノートを見ることは、眼の筋肉のストレスがやばいことになるのです・・・。

遠くを見るための視力を追い求めたメガネの実態は「手元ストレスメガネ」であり、それを使い続けることで「負のスパイラル」から抜け出すことができなくなってしまうのです。p21

本当にその通りですよね・・・。

遠くを見るために眼鏡やコンタクトレンズをつけているのに、結局近くばかり見ているのですから。そりゃあどんどん近視が進んでいきますよね(´・ω・)

そして凝り固まってしまった筋肉は、遠くを見るときに筋肉を緩めることができなくなってしまうのです。

視力と筋肉

眼には2種類の筋肉があります。

  • 外眼筋:眼を動かす
  • 内眼筋:ピントを合わせる(調節筋とも呼ばれる)

デスクワークでパソコン作業ばかりやっていると、これらの筋肉が凝り固まって目が疲れたと感じます。これがいわゆる眼精疲労と言うやつです。

コンタクト+メガネ

眼精疲労を起こさないためには、近くを見るときの筋肉の緊張を弱めてあげれば良いのです。そうすることによって視力低下も防ぐことができます。

そこで田村さんは近くを見るときに、裸眼やコンタクトレンズの上から眼の筋肉の緊張を和らげるメガネを使うべきだと書いています。

「そういうメガネを作りたい・・・」ならば大阪にある田村さんの視覚情報センターを訪れてください→http://shikaku-joho.jp/

老眼に気をつけよう!

老眼には早くメガネを!

老眼はピントを調節する筋肉が衰えたり、水晶体の弾力性が衰えてピントを合わせづらくなった状態のことをいいます。老眼は加齢によって誰もが起こる現象です。

しかし、「私はまだ老眼になってない」と強がってメガネをつけることを拒んでいると大変なことになるんだとか。

眼の筋肉が頑張りすぎて、眼の圧力を高め、緑内障やら他の眼の病気を引き起こす原因になるんですって。お気をつけください!

若い人でも老眼に

この本を読んで1番びっくりしたとか、若い人でも老眼状態にある人が増えていると言うのです。

老眼というのは、てっきり年齢を重ねたときに起こる症状だと思っていました。しかし、違うようです。

スマホの普及で近くのものを見続け、毛様体筋が凝り固まってしまい、ピントの調節ができなくなってしまうというんです。

そして手元が見にくくなったり、夕方になるとものが見づらくなるといった状態が起こる人が増えているそうな。

いい眼ってなに?

冒頭に書きましたが、田村さんは『近視=悪い眼』だとは思っていません。

しかし、私たちのほとんどは視力測定の時に使う離れた『C』がくっきり見えることを『いい眼』だと思います。

色々な視力

  • 必要に応じてピントを合わせる力
  • 色を見分ける力
  • モノの動きを見る力
  • 視野の広さ

と、視力ってたくさんあるんですね。

近視は近くのものを見るための進化?

近くのものばかり見て、筋肉を緊張させ続けていると、『眼球の形が変化』します。

そうなると、目の筋肉をあまり使わなくても近くのものを見ることができます。ですから、近視って近くのものを見るのに適した『眼』なんですって。

そう言われてもあんまり嬉しくないですけど笑

メガネ・コンタクトを作るなら

メガネやコンタクトレンズを作り、視力矯正をするならば、「視力表の視力ではなく、現場視力を基準にしましょう」と田村さんは言います。

なぜかというと、生活に適した視力があるからです。

例えば、近くのものばかり見る人が、視力表のように一番下のCが見えるような視力は必要ありませんし、むしろ害悪です。

仕事場が6畳くらいの広さのワンルームで、デスクワークが中心であれば、視力は0.3〜0.4あれば問題ないと思います。その方が目の筋肉にストレスは少ないですから。逆にデスクワークをする人の視力が2.0あると、ストレス増大です。p74

過剰な視力矯正はストレスを与えます。

眼と脳は繋がっていますから、それで頭痛が起こったりもします。

視力とスポーツ

田村さんの元に、優秀なアメフト選手が訪れました。

彼は近視らしく、「視力矯正をすればもっと素晴らしい選手になれるよ!」と周りからのアドバイスで、コンタクトレンズを作ることにしたそうな。

その結果、

視力が高まることで、パフォーマンスが落ちたんですって。

いやいや、不思議。

でもこのような例って意外とあるんですって。

超有名なプロ野球選手のイチローさんがいます。イチロー選手がオリックス時代、田村さんは7年間もイチロー選手の目をチェックしてきたそうです。

イチロー選手の視力ってすごそうなイメージがあるじゃないですか。

でも、視力にすると0.9ないんですって。

メジャーに移籍した時、チームのメディカルコーチから矯正を勧められコンタクトレンズをテストしましたが、身体感覚と一致せずに裸眼のままプレーしました。

その結果が・・・偉業達成です笑

視力が1.0以上なくたっていいじゃない

田村さん曰く、『視力信仰』にとらわれてはダメだと。

別に1.0以上なくなって、視力検査表の一番下が見えなくたって、いいじゃない。

体は0.3や0.4の眼になりたがっているのに、その声を無視して1.0を追い続けたため、長年にわたり目の筋肉に負担をかけ続け、甲状腺異常や無呼吸症候群、胃の持病に加え、常に股関節や首が痛いなど、身体のあちこちにダメージが出ていました。p95

そんな人もいたそうです。

遠くが見えて、『見え方が楽』なのと『体が楽』なのはイコールではないので、過度の矯正は気をつけるべきなんですね。

だから、『レーシックはムムム』というのが田村さんの見解になります。メガネならば外すことで過矯正状態を解除できますが、レーシックだと永遠の過矯正状態になってしまいますから。

視力は回復するのか?

近視の初期状態ならば可能かもしれませんが、眼球が変化してしまうと多分無理です。

私の話ですが、この本を読んでから矯正視力0.6のメガネを作り、そのメガネを使い続けて9ヶ月ほど経ちましたが、近視は治っていません笑

視力もほぼ変わっていません。

眼精疲労は軽減したような気はしますけど!

手元専用メガネを作ろう!

デスクワークが中心の方は、デスクワーク専用のメガネを作るのがいいんですって。

私は良くなりませんでしたが、少しくらいなら近視の度数が軽くなる人もいるようです。

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まとめ

この記事では『「良く見える」の落とし穴』についてメモしてきました。

簡単にまとめます。

  • 視力1.0を目指す必要はない
  • ライフスタイルにあった視力にするべき

学校の先生のおもろくない話と板書を聞くためだけに視力矯正をしなかったら、今でもある程度の視力を保てたんじゃないかなぁと思います。

視力矯正→結局近くのもの見る→視力低下→視力矯正→結局近くのもの見る→視力矯正・・・という視力の負のスパイラルにハマってしまったなぁ・・・。

学生時代にこの本が読めていれば・・・って出版されてないですけど笑

眼科の先生もさ、「別に黒板見る必要なくね?」とか言ってくれたら良かったのになぁ。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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