前回の記事『コレステロールを下げる『スタチン』が脳機能を低下させ、心臓疾患のリスクを高める?』に引き続き、デイビット・パールマターさんの「いつものパン」があなたを殺すで気になったところを書いていきます。
AGEs(終末糖化産物)については昔、こちらの記事でも触れているのでご参考にしてください→→→『知っておきたい危険な食事!終末糖化産物や輸入肉の怖さ』
AGEs(終末糖化産物)とは?
糖分子がタンパク質、脂肪、アミノ酸に結合することを『糖化反応』と言います。(メイラード反応とも呼ばれています)
この反応によりAGEs(終末糖化産物)が形成されます。
AGEsの何がやばいかというと、タンパク質や脂肪、アミノ酸が糖と結合することによって硬くなり、本来の機能を失うことです(´・ω・)
老化とAGEs
AGEsは次のようなものと関係しています。
- 肌のシワやたるみ
- 肌の変色
- 腎臓疾患
- 糖尿病
- 血管疾患
- 認知低下
など、老化と大きく関係しています。
ちなみに老化はタバコとも関係しています。
タバコを吸う人は体内の抗酸化物質が減っていくので、活性酸素による酸化の攻撃を防ぐことができません。
だから体のいたるところで酸化が起き、肌が汚くなっていくのです(´・ω・)
AGEsを減らすには?
人間は糖分を摂取しなくてはならないので、糖化反応は必要な反応です。
しかし、現代のように高炭水化物の食事では、糖化反応のスピードが上がっているのです。
- お菓子
- ジュース
- アイス
などなど、糖分がたっぷり詰まった食事を避けることが、AGEsを減らすことにつながります。
つまり、低GI食品を心がけようということですね(`・ω・´)”
AGEsは脳にもダメージも与える!?
脳に必要な栄養素の1つに『コレステロール』があります。
悪玉コレステロールという名前をつけられていたりしますが、体にとっては善玉も悪玉もなく、必要な栄養素です。
肝臓でできたコレステロールを脳に運ぶ運搬体タンパクにLDLがありますが、このタンパクに糖化反応が起こると、脳に栄養を送れなくなります(´・ω・)
つまり栄養が足りなくなった脳は・・・脳疾患へと舵をきることになるのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事では『AGEs』について書いてきました。
高炭水化物の食事って怖いんですよね・・・。
ただ太るだけでなく、血管がボロボロになり、認知症にもつながっているのです。
甘いものは食べると幸せになりますが、毎日食べていると不幸せになることは確実です。
ということで、毎日食べるのはよしましょう!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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