太っている人は脳が小さい?脂肪はただのエネルギー貯蔵庫ではなくホルモンを分泌

肥満が脳に与える影響病気
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前回の記事『老化を防ぎたいならAGEs(終末糖化産物)を減らすしかない』に引き続き、デイビット・パールマターさんの「いつものパン」があなたを殺すで気になったところを書いていきます。

お腹についている脂肪って、ただのエネルギーの貯蔵庫くらいの認識じゃないですか?
ところがどっこい、脂肪細胞がホルモンを分泌しているんですって!

しかもそのホルモンが体に悪影響を与えるのだとか・・・(´・ω・)

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脂肪細胞はホルモン分泌器官を形成

脂肪細胞はただのエネルギー貯蔵庫ではないというのが、最近の科学の見解です。

特に、内臓脂肪は体内での炎症反応を引き起こし、正常なホルモンの作用を妨害する分子にシグナルを送ることが分かっています。

体脂肪の多さと脳の関係

2005年の研究で、100人以上のウエストとヒップの比率を、脳の構造的変化と比較したものがあります。
それで驚くような結果がわかりました。

ヒップに対するウエストの比率が大きければ大きいほど、脳の記憶中枢である海馬が小さかったのです!

お腹が大きい人ほど、脳の中で小さな卒中が起こるリスクが高くなるんですって(´・ω・)
この研究により、お腹周りの肉が増えて行くほど脳が小さくなるという恐怖の事実が明らかになりました。

肥満体の人は健康な人よりも脳が16歳老化

カリフォルニア大学ロサンゼルス校とピッツバーグ大学の共同研究において、70代の94人の脳の画像を調べ、5年に渡り追跡調査を行いました。(この人たちは認知機能障害を患っていません)

すると、肥満体(体脂肪指数30以上)の人たちの脳は、標準的な体重の人たちよりも16歳ほど老化していることがわかりました。
また、やや肥満(体脂肪指数25〜30)でも8歳ほど老化していることもわかりました。

他にも脳組織がが少ないことが分かっており、肥満の人で8%、やや肥満の人で4%、正常な体重の人と比べて少なかったのです。
つまり、肥満はアルツハイマー病のリスクを高めるのです。

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まとめ

いかがだったでしょうか?
この記事では『脂肪細胞』について書いてきました。

脂肪ってただの食べ過ぎによるエネルギーの貯蔵庫かと思っていましたが、そうではなく、ホルモンを分泌するんですって。
脂肪細胞が生み出すホルモンが体にどのような影響を与えるかは解明されてませんが、影響を与えることは確かです。

まぁ太っているってどう考えても健康的じゃないですから、何かしらの負の影響があるんでしょうね(´・ω・)
何より、糖尿病とアルツハイマーには相関関係があることが分かっているのですから、やっぱり高炭水化物食は避けたほうが賢明でしょう。

つまり、できるだけ低GI食品を心がけよう!ということですね。
私たちが覚えておかないといけないことがあります。
人類史上私たちは、もっとも運動をしなくなって、もっともよく分からないものを食べているってことです笑

寿命は長くなった。
でも寝たきり期間も長くなった。

だったら、長寿の恩恵を受けれません。
私たちは健康寿命をできるだけ伸ばすべきなのです(`・ω・´)”

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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