ホンマでっかTVでおおたわ史絵先生による「汗でわかる病気の兆候ランキング」というものをやっていたので、記事でまとめてみました。健康を気にしている方は参考にしてみてください。
やはり病気は治療より予防です。体の異常は汗から出てるかもしれないので、チェックしておくのが吉ですね^^
汗でわかる病気の兆候ランキング
以下にランキング形式で紹介していきます。当てはまるからって『絶対』ではないので、心配しすぎないようにしてください。
第5位:緊張する場ではないのに手汗が出るなら要注意
汗の種類には3つあって
- 温熱性発汗:気温の上昇などで体温が上がるのを防ぐ汗
- 味覚性発汗:辛いものを食べた時などに発汗神経が刺激され書く汗
- 精神性発汗:精神的な緊張や焦りから刺激されかく汗
手に汗をかくのは3番の精神性発汗に分類されます。
緊張する場ではないのに手汗を書く場合は、手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)の恐れがあります。手掌多汗症は本人の認識がなくても、身体が緊張状態の反応をして汗をかいてしまいます。
多汗症の中にも全身性多汗症と全身からかく汗と、局所多汗症と一部から汗かくものがあります。例えば、手・額・鼻の先・脇などです。手汗を異常にかく場合は、身体的にストレスがかかっている可能性があるので、気をつけてください。
第4位:突然汗っかきになると要注意
生まれながらの汗っかきではなく、ある時から汗っかきになった人が注意することは「甲状腺機能亢進症」の恐れがあります。
簡単に言うと、『甲状腺ホルモンが異常に出すぎている』ということです。ホルモンが出すぎると、代謝が上がるので心臓に負担がかかり、様々な病気がつながる可能性があります。
第3位:異常な寝汗を2週間以上かくと要注意
異常な寝汗を2週間以上かくと、結核の恐れがあります。結核は感染症なので、体の中に慢心的な炎症が起こります。そして炎症は熱を発生させるので、その熱を下げるため汗をかきます。
もし風邪なら三日ほどで汗が収まりますが、結核なら2週間以上汗をかくので、異常な寝汗を長期間かく場合は結核を疑ってみてください。結核は日本でも年間約2万3千人が発症しているそうです。まだまだ多くの人がかかる病気なんですね😱
汗だけでなく、咳が2週間以上続く場合も、必ず病院に行って結核を疑ってみてください。
第2位:おしっこのにおいの汗が出ると危険
おしっこのにおいの出る汗は、肝硬変・腎不全の恐れがあります。なぜそんなことが起こるかと言うと、毒素であるアンモニアが処理されず身体中に回ってしまうからです。
1:肝臓が原因のパターン
肝臓は血管中のアンモニアを解毒し、血をきれいにするのですが、肝硬変になると解毒ができずアンモニアが身体中を回り続けることになります。
血中のアンモニア濃度が高くなりすぎると、脳にまで影響を及ぼし最悪の場合昏睡状態に陥ります・・・。
2:腎臓が原因のパターン
腎臓はアンモニアをろ過しておしっことして流します。
しかし、腎不全になると腎臓が働かなり、アンモニアがおしっことして排出されず、毛細血管からアンモニアを吸収していきます。そうなると先ほどと同様でアンモニアが身体中を回ってしまうのです。
第1位:緑色の汗が出ると危険
緑色の汗が出る場合は、緑膿菌感染症(りょくのうきん)の恐れがあります。汗腺近くの毛細血管が緑膿菌に汗腺すると、緑膿菌は緑色の膿を出し、汗として出てきます。
ただし、緑膿菌は非常に弱い菌なので健常者には感染しません。
おわりに
今回の記事は『汗でわかる病気の兆候』について書いてきました。さすがに第1位の緑色の汗が出たらすぐに病院に行くはずですが、“汗の量がいつもより多い”とかだと「時間が経てば治るだろ」くらいに思うかもしれません。
深刻な病気の前には『前兆』がつきものです。ですから体が発している兆候を見逃さないためには『知識』が必要です。自分だけじゃなく、家族や友人が「最近急に汗っかきになってきた」と言ってきたら、忠告してあげてください。それでは!
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