大人になると、汗をちゃんとかけるので、効率的に体を冷やすことができます。
しかし、
18歳になるまで発汗機能は完成しないらしいんですね。ですから大人が「これくらいなら大丈夫やろ」と思っていても、それは子どもにとって大丈夫じゃないかもしれないのです。
発汗による体温調節が完成するのは18歳とのこと。
東洋経済オンライン: 「体温超え」が18歳未満の子に超危険なワケ.https://t.co/3pnRgDFEC7@GoogleNewsから— 福山和寿@今年は5kg増を目指す (@hemogurobinn2) 2018年7月23日
子どもにとっては32度が安全活動域
子どもにとっての安全活動域は32度程度なので、今年の暑さは危険です。
「暑いけど水分補給すれば大丈夫でしょ!」
と考えちゃうかもしれませんが、冒頭に書いた通り、子どもはまだ発汗機能が完成していないので、汗をかいて体温を下げることが大人よりうまくできません。
そのため「水分補給しておけば大丈夫!」という考えは通用しないんですね。
「とにかく皆さんに注目してほしいのは、発汗する機能が子どもは非常に弱いということ。18歳以前は未発達と考えなくてはいけないのに、大人は自分の感覚で判断してしまう。水分補給によって大人と同じような予防効果が得られると勘違いしないでほしい。飲水は必要なことではあるが、過信すると大変なことになる」と永島さんは警鐘を鳴らす。
ということですので、大人は気をつけましょう。
輻射熱(ふくしゃねつ)にも気をつけた輻射熱い
輻射熱とは、地面からの照り返しの熱のことです。子どもは地面からの距離が近いため、大人より熱の影響を受けます。
ここにも注意が必要ですね。
最後にもうひとつ。子どもに対し「具合が悪かったら、先生(大人)に言いなさい」という働きかけには無理があるという。
「子どもは、自分の心臓がやたらドキドキして苦しかったりするのが、熱中症によるものなのか、運動によるものなのかは判断できない。彼らが容易に自己申告してくれると期待してはいけません。大人はもっと勉強してほしい」
小さな子どもほど、大人が管理してあげてください。
勉強不足でした・・・。知らないことが多かったわ。
教育関係者は熱についての知識は必須ですな。
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