「目を守るためにサングラスをかけよう!」
だけどこれには注意が必要でして、紫外線対策がきちんとされていないサングラスをかけるくらいなら、“かけない方がマシ”だったりします。
え?そうなの?
目の瞳孔について知っておきたいことがあるんよね。
光があると瞳孔が小さくなって紫外線を浴びないようにする
人にはもともと紫外線から目を守る機能が備わっていまして、まぶしい日差しの中にいるとき、自然に瞳孔を小さくして紫外線を過剰に浴びないようにします。
しかし、
サングラスをかけることにより人工的に目を暗闇で覆うと、瞳孔が開きます。つまり、紫外線をさらに取り込むことになるのです。
サングラスをつけるなら紫外線対策がしっかりされているもの
黒色のサングラスをかけ、わざわざ瞳孔を開き、たっぷりと紫外線を取り込むのは馬鹿げています。
ですから、目を守るという目的があるなら、
『しっかりと紫外線対策がされたサングラス』
を選んでください。
スノボーやスキーをするときも同じ
スノボーやスキーでも紫外線対策が大切になります。
白い雪は太陽光を反射するので、目を守るゴーグルなどをつけずに長時間雪上スポーツをすると、俗にいう『雪目(光線角膜炎)』になってしまいます。
おしゃれなつもりで安いサングラスかけるのはやめるわ。
それがいいよ。
サングラスの選び方
色と紫外線カットは関係ない
黒色の方が紫外線をカットできそうなイメージがありますが、色が濃いからといって紫外線をカットできるわけではありません。
え???まじで???
そうなんだ。ここが気をつけたいポイントなのよ。
紫外線透過率をチェックしよう
紫外線カットのサングラスには、
『紫外線透過率』
が数字で表示されています。
この数字は、“低いほど”紫外線をカットできます。例えば、紫外線透過率が5%以下であれば、紫外線を95%以上カットすることができます。
色の濃いサングラスをかけるなら紫外線カットを必ず選ぼう
先ほども書いた通り、色の濃いサングラスをかけると瞳孔が開き、紫外線を取り込みやすくなります。
ですから、色の濃いサングラスをかける場合は、必ず紫外線カットのレンズを選んでください。
安易に『雑貨店』でサングラスを選ぶのは危険です。
おわりに
目を守るためならしっかりと紫外線対策されているサングラスを選びましょう。安易に「黒くて紫外線をブロックできそう」という理由でサングラスをかけるのは危険極まりないです。
しかし、太陽を浴びることは健康的なことでもあるので、オフィスワーカーがサングラスをかける必要はそこまでないと思います。ライフスタイルによってサングラスの必要度合いは変わってきます。
そーいえば、俺、インドア派だわ。
インドア派なら、むしろ日光に浴びた方がいいよ!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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