『シリーズ人体 遺伝子』にニュートリゲノミクスの説明があったので、この記事でメモします。
ニュートリゲノミクスとは
- コーヒーが体にいい!
などの「〇〇が体にいい!」という話は、毎日のようにテレビで放送されています。
でも、〇〇が体にいいって人によって違うよね
ということが科学的に明らかにされようとしています。その研究分野が「ニュートリゲノミクス」と呼ばれています。ゲノム(すべてのDNA)の違いで、最適な食べ物にも個人差がある、という言われてみれば当たり前のような話であります。
たとえば、
- 牛乳でお腹がゴロゴロする人もいれば、ゴロゴロしない人もいる
- お酒に強い人もいれば弱い人もいる
- 油っぽいものを食べると気持ち悪くなる人もいれば、ならない人もいる
などは「フツーのこと」ですよね。食べ物によって「合う・合わない」があるのは当たり前のことなのです。これと同じで、万人に当てはまるような「特別に体にいい!」というような食べ物はありません。
コーヒーで言えば、体に合わない人が飲み続けると、むしろ体に悪影響だったりします。具体的には、カフェインの分解を苦手とするDNAを持つ人は、コーヒーを飲むことで心筋梗塞のリスクが高まる可能性があります。
>【〇〇が体にいいはDNAによる】『シリーズ人体 遺伝子』を読んで
ということで、テレビや広告で「〇〇が体にいい!」なんて表現があったとしても「へー」くらいに思っておきましょう。大抵は「それを売りたいから」という目的があってテレビや広告などで取り上げられているのですね。
参考までに。それでは!
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