歯磨き粉論争で、「研磨剤入りの方が歯が綺麗になる!」とか「研磨剤入りは歯が削れるから使わない方がいい!」みたいな話ってありますよね。
ではどちらがいいのでしょうか?
こちらの本が参考になりましたので、この記事にて紹介したいと思います。結論から言うと、研磨剤入りの歯磨き粉は使わない方がいいです。
研磨剤入りの歯磨き粉を使うと余計に歯に汚れがつく
研磨剤入りの歯磨き粉を使うと、確かに歯に付着した着色汚れなどを落とすことができます。ですから見た目はきれいになります。
しかしよく言われているように、研磨剤入りの歯磨き粉で歯を磨くと、歯の表面のエナメル質そのものに細かい傷をつけてしまうことになります。
エナメル質に細かい傷がついてしまうとどうなるのでしょうか?
もちろん歯の防御力が下がってしまうため、虫歯になりやすくなってしまいます。
また、歯に細かい傷があると言うことは、表面がザラザラになっているということです。ツルツルではなくザラザラの歯の表面には、着色汚れなどがつきやすくなってしまうのです。
つまり研磨剤入りの歯磨き粉で歯を磨くと、その時は見た目も良くなっても、歯がザラザラになって汚れやすい歯になってしまうのです。
ということは、研磨剤入りの歯磨き粉を習慣的に使うと、
- 歯の表面がザラザラになる
- 着色などの汚れがつきやすくなる
- 歯の汚れが気になるので、研磨剤入りの歯磨き粉で汚れを落とす
- これを繰り返す
と、汚れがつきやすくなるので研磨剤入りの歯磨き粉で汚れを落とすという、負のスパイラルにハマってしまいます。これだと歯が徐々にボロボロになっていきそうですよね。
というわけで、研磨剤入りの歯磨き粉を習慣的に使うのはやめておきましょう。歯磨き粉は虫歯予防に効果のあるフッ素入りの歯磨き粉で決まりですね!
参考までに。それでは!
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