細菌にはアルコール消毒は有効だけれど、ウイルスにもアルコール消毒って有効なのかな?
そんな疑問に答えます。
結論から言いますと、アルコールに強いウイルスと弱いウイルスがいるので、「アルコールはウイルスに効く!」と一概には言えません。
以下では具体的に、どのウイルスにアルコールが有効かどうかを書いていきます。このページは健栄製薬さんのサイトを参考にしています。
ウイルス | 各種微生物に対する消毒薬の選び方 | 健栄製薬株式会社 | 感染対策・手洗いの消毒用エタノールのトップメーカー
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外膜の有無によってアルコール抵抗性が決まる
ウイルスにエンベロープと呼ばれる外膜があるかどうかで、アルコール消毒が有効かどうかが決まります。
- エンベロープがある→アルコール消毒が効く
- エンベロープがない→アルコール消毒が効きづらい
ですから、エンベロープがないウイルスの場合、より長時間のアルコールの接触が必要になります。
たとえば、ノロウイルスの消毒では30秒間、A型肝炎ウイルスの消毒では1分間の接触が必要である。
健栄製薬さんの図が分かりやすいので転載します。
エンベロープがあるインフルエンザウイルスにはアルコール消毒は有効になります!
と言うことで、流行りやすいウイルスによってアルコール消毒の戦術を変えていきましょう。それでは!
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