減塩や低脂肪の食品を購入しているのだけど、本当に体にいいのかな?
そんな疑問に答えます。
結論から言うと、「微妙かも・・・」という感じです。その理由について以下に具体的に書いていきます。
このページはこちらの本を参考にして書いています。
減塩した代わりに加えられる食品添加物
「塩分は高血圧の原因だ!」と言うことで、忌み嫌われている塩分。ですから減塩ブームがきました。梅干しなどの漬物には『減塩!』と言うワードが商品にデカデカと書かれています。
さて、そもそもなぜ漬物などは塩分がたくさん入っているのでしょうか?それは、味付けはもちろんのこと、
- 保存性
- 色落ち防止
- 食感
などの役割があります。
減塩にするのであれば、この役割を他の何かで補わなくてはいけません。そこで使われるのが食品添加物になります。漬物の原材料表示を見てみてください。
- 調味料(アミノ酸等)
- pH調整剤
- ステビア
- 酸化防止剤
- ソルビン酸
- 着色料
- 酸味料
- リン酸塩
- 増粘多糖類
などなどの大量の食品添加物が使われていることが分かるはずです。
減塩で安心して食べすぎる問題
また「減塩だから」と言ってついつい漬物を食べすぎることにも注意が必要です。昔ながらの塩辛い漬物だと数枚で済んだものを、減塩で味がマイルドになった漬物だとついつい食べ過ぎてしまうこともあります。
結果として塩分過多になる恐れがあります。
低脂肪製品の罠
減塩と同じような問題が低脂肪製品にもあります。低脂肪にすることで食品はどうなるのでしょうか?
味が落ちて物足りなくなる
ことになります。いくら低脂肪製品で健康的だからと言っても美味しくなければ売れません。脂肪分が減って味落ちした食品はどうしたら美味しくなるのでしょうか?それは・・・
人工甘味料などの砂糖を加えて美味しくしている
さて、低脂肪だけれど砂糖が増えた食品は、果たして健康的と言えるのでしょうか?
おわりに:世の中うまい話には裏がある
- 減塩
- 低脂肪
響きはいいのですが、裏があります。「ただ塩を減らすだけ」「ただ脂肪を減らすだけ」、それだけでは味落ちが発生してしまいます。その穴埋めをするために食品添加物が投入されていることをお忘れなく。それでは!
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