意志力は消耗しない?

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意志力は使えば使うほどなくなる、というのはご存知の通り。しかし、こちらの本を読んでいると「意志力は消耗しないよ」的なことが書かれておりました。

これはなかなかの衝撃的な話。2014年にマイアミ大学が200件近いデータを再分析し、「出版バイアスがある」と結論を下したようです。出版バイアスとは、都合の良いデータだけが論文に掲載される傾向のことをいいます。

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で、2016年にカーティン大学が2141名を対象に追試を行ったところ、「意志力は使うと減る」ということは確かめられませんでした。といっても、いまだに科学的に決着はついていませんが、「意志力は消耗するで!」とは言えなくなってしまいました。

 

(ちなみに「意志力を保つには血糖値を保つために糖分が必要や!」ということは、完全に否定されています。メタ分析により、血糖値は意志力の増減に関係ないことがわかっています。そもそも脳科学の世界では、どれだけ意志力を使おうともブドウ糖の消費量は毎分0.25kcalです(勉強していようと、だらだらスマホをいじろうと)。このカロリーはミンティア1粒の10分の1ほどしかブドウ糖を使いません。ですから、普通に食事をとっていれば「集中しすぎてカロリーが切れた」なんてことは起こりません。)

 

まぁそんなこと言われても、意志力の消耗を感じることもありますよね。明らかに夜って意志力が残っていない気がします。仮に意志力が消耗しないのであれば、朝でも夜でもずっと意志力フル稼働が理論的にはできちゃうという驚きびっくりな話になってしまいます。

 

で、こちらの本では「意志力は感情コントロールの問題として捉え直すことができる」とのことです。たとえば、「もうこれ以上勉強できない!」と思っていても、好きな人から「一緒に勉強しない?」と誘われたら一気に意志力が出てきて勉強できるよね、ということです。

 

意志力がなくなるとは、『ネガティブな気分のせいで自分をコントロールするのが嫌になった状態』らしいです。うーん、あまりしっくりくる説明ではありませんが、「ようは感情の問題!」という話なのですかね。

 

参考までに。それでは!

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