銅(Cu)の機能と効果は?多く含まれる食品についてご紹介

銅の機能と効果 についてご紹介 食べ物
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「体に必要な銅(Cu)とは何なのか?」
このような基本的な問いに立ち返って、体を管理していくことは大切だと思っています。
ということで、今回の記事では『銅』について詳しく書いていきたいと思います。

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銅ってなに?

高校で化学を習ったことがある人ならばお馴染みの銅。
原子番号29番で、元素記号はCuで金や銀と同じ11族に属する繊維金属元素の1つですね。
銅は体の中に約80mg存在していて、約50%は筋肉や骨、約10%は肝臓中に分布します。(ちなみに10円玉の重さは4.5gです。)
細胞内の過剰な銅は属性を示すため、銅の吸収率と排出量の調節によって厳密にコントロールされています。

鉄が赤血球のヘモグロビンの材料になるためのサポートも銅はしています。
他には活性酸素を抑える抗酸化酵素の補酵素としても働きます。

銅の機能

銅は約10種類の酵素の活性中心に結合して、

  • エネルギー生成
  • 鉄代謝
  • 細胞外マトリクスの成熟
  • 神経伝達物質の産生
  • 活性酸素除去

などの機能があります。

銅の消化と吸収

食事から摂取される銅の吸収には二つの経路があります。
一つは、2価銅イオンが、divalent metal transporter 1 と結合して吸収されるもので、この吸収は、鉄、亜鉛と競合します。

もう一つは、 十二指腸において2価から1価に還元された銅イオンが、小腸粘膜上皮細胞の微絨毛の刷子縁膜に存在する copper transporter 1 と特異的に結合して細胞内へ取り込まれる経路になります。
吸収された銅は、門脈を経て肝臓へ取り込まれ、銅依存性酵素やアポセルロプラスミンなどへ渡されます。
生成したセルロプラスミンは血中へ放出されます。

吸収された銅の約 85% が肝臓から胆汁を介して糞便へ、5% 以下が腎臓から尿中へ排泄されます。
過剰の銅は、再吸収されない形態で胆汁を経て糞便へ排泄されます。

銅が不足すると

通常の食事をしていれば、銅が不足することはほとんどありません。
先天的な銅代謝異常であるメンケス病では、血中の銅とセルロプラスミン濃度が減少し、知能低下、発育遅延、中枢神経障害が起こります。

厚生労働省が推奨している銅の1日の推奨摂取量は成人男性で0.9mg、成人女性で0.8mgになります。

銅の推奨摂取量

表は記事下の参考元をご確認ください。

銅を過剰に摂取すると・・・

銅は通常の食品において過剰摂取する可能性はほとんどありません。
銅を含む薬剤などを過剰に摂取した場合は急性中毒を起こす場合があります。
症状としては、腹痛、下痢、嘔吐などです。

銅を多く含む食品

「銅ってどんな食品に多く含まれてるの?」という疑問にお答えして、以下に銅を多く含む食品をあげておきます。
文部科学省の食品成分データベースを参考にしています⇨食品成分データベース

食品名100gあたりのmg
さつまいも0.3
フライドポテト0.15
黒砂糖0.24
乾燥そら豆1.2
カシューナッツ1.95
ごま1.66
アーモンド1.17
えだまめ0.42
アボカド0.24
乾燥舞茸1.78
全卵0.08
味付け海苔0.59
干しエビ5。17
豚レバー0.99
牛レバー5.30
鳥レバー0.32

銅はお肉や魚介類に多く含まれています。
植物性の食べ物にはあまり含まれていませんが、微量ミネラルなのでそこまで気にしなくても大丈夫です。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では『銅』について書いてきました。
簡単に銅のことを覚えるとしたならば、

  • 多くの酵素に関与する
  • 通常の食事をしていれば、不足することはほとんどない
  • お肉や魚介類に多く含まれる

になります。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

  • 参考にしたサイト⇨日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書 微量ミネラル
  • 参考にした本→ホートン生化学
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