ヨウ素(I)の機能と効果は?多く含まれる食品についてご紹介

ヨウ素の機能と効果 についてご紹介 食べ物
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「体に必要なヨウ素(I)とは何なのか?」
このような基本的な問いに立ち返って、体を管理していくことは大切だと思っています。
ということで、今回の記事では『ヨウ素』について詳しく書いていきたいと思います。

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ヨウ素ってなに?

高校で化学を習ったことがある人ならばお馴染みのヨウ素。
原子番号53番で、元素記号はI、ハロゲン元素の1つですね。
ヨウ素は体の中に約13mg存在していて、生体内で70〜80%は甲状腺に存在し、甲状腺ホルモンを構成しています。

甲状腺はのど仏の下にあるところですね。
甲状腺ホルモンは全身の細胞の新陳代謝を促進する重要な機能を持っています。

ヨウ素の機能

ヨウ素を含む甲状腺ホルモンは

  • 生殖、成長、発達等の整理的プロセスを制御
  • エネルギー代謝
  • 胎児の脳、抹消組織、骨格などの発達と成長

に関与します。

ヨウ素の消化と吸収

摂取されたヨウ素は、化学形態とは無関係に、消化管でほぼ完全に吸収されます。
ヨウ素の多くは、血漿中でヨウ化物イオンとして存在し、能動的に甲状腺に取り込まれ、甲状腺に取り込ま れたヨウ化物イオンは、酸化、チログロブリンのチロシン残基への付加、プロテアーゼの作用による遊離、ペルオキシダーゼによる重合を経て甲状腺ホルモンとなります。
甲状腺ホルモンから遊 離したヨウ素、及び血漿中ヨウ素は、最終的にその 90% 以上が尿中に排泄されます。

ヨウ素が不足すると

通常の食事をしていれば、ヨウ素が不足することはほとんどありません。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの主成分なので、ヨウ素が不足すると甲状腺ホルモンが生成できなくなります。
甲状腺ホルモンが減少すると、これを正常化しようとする機構が働き、その結果甲状腺の異常肥大起こり、甲状腺腫となります。
そうなると甲状腺の機能が低下し、エネルギー代謝の低下、体温の低下、体力の低下などなどあらゆる症状が起こります。

厚生労働省が推奨しているヨウ素の1日の推奨摂取量は成人で130μgになります。

ヨウ素の推奨摂取量

表は記事下の参考元をご確認ください。

ヨウ素を過剰に摂取すると・・・

ヨウ素は海藻類、特に昆布に多く含まれているため、日本人は世界でも稀なヨウ素をたくさん摂取する集団です。
ヨウ素を日常的に過剰摂取していると、甲状腺でのヨウ素の有機化反応が阻害され、甲状腺へのヨウ素輸輸送が低下する『脱出現象』が起こり、甲状腺ホルモンの生成量は正常範囲に維持されます。
日本人はこの脱出現象が成立し、ヨウ素過剰摂取の影響を受けにくいと考えられています。

かといってヨウ素の過剰摂取を続けていると、重度の甲状腺腫が発生する可能性があるので、過剰摂取は避けましょう。

ヨウ素を多く含む食品

「ヨウ素ってどんな食品に多く含まれてるの?」という疑問にお答えして、以下にヨウ素を多く含む食品をあげておきます。
文部科学省の食品成分データベースを参考にしています⇨食品成分データベース

食品名100gあたりのμg
米ぬか
木綿豆腐
黒砂糖15
切り干し大根20
乾燥しいたけ
刻み込んぶ230000
カットわかめ8500
焼き海苔2100
アワビ180
かき73
あさり55
味付け海苔0.59
脱脂粉乳120
全卵17
つくね38
牛レバー

ヨウ素は海藻系にたくさん含まれています。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回の記事では『ヨウ素』について書いてきました。
簡単にヨウ素のことを覚えるとしたならば、

  • 甲状腺ホルモンの材料
  • 細胞の新陳代謝に関与
  • 海藻に多く含まれる

になります。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

  • 参考にしたサイト⇨日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」 報告書 微量ミネラル
  • 参考にした本→ホートン生化学
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