ダイエットやら健康やらに使える用語をまとめていきます。特に重要なところは青色の背景色を使っています。
- 1型糖尿病:膵臓のベータ細胞が十分なインスリン合成を行わないために高血糖になる疾患
- 2型糖尿病:組織に対するインスリンの作用機能不全のために高血糖になる疾患
- FODMAP:発酵性オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオールの頭文字→消化が難しい食物繊維のこと
- アラニンアミノ基転移酵素(ALT):肝機能を知るための血液検査で調べる酵素。肝臓内の脂肪の量にとても敏感に反応する。
- 医師:専門的なことは詳しいけれど、食事や栄養については詳しいとは限らない
- 栄養士:科学的根拠に基づく正しいものかどうかを判断する知識を持っていない
- オオバコ:オオバコの種子から作られた食物繊維。種皮は70%が水溶性食物繊維、種子は不溶性食物繊維→水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスがいい
- イヌリン:フルーツと野菜に幅広く含まれている食物繊維。100%水溶性
- インスリン:肝臓にグリコーゲンの貯蔵を指示し、脂肪細胞にエネルギーの貯蔵を指示するホルモン。レプチンシグナルを妨げることにより、食物摂取を増大させる
- インスリン抵抗性:インスリンシグナルの伝達レベルが低下しているために、膵臓のベータ細胞に、より多くのインスリンを作らせている状態
- インスリン分泌:血糖値の上昇及び迷走神経の発火に反応してインスリンを分泌するプロセス
- エストロゲン:女性の性ホルモン。卵巣または脂肪細胞で作られる
- エピジェネティクス:DNA塩基配列を変えずに起こる遺伝子の変化
- オーガニック食材:化学肥料や農薬を使わないで栽培された食材。家畜に関しては抗生剤や成長ホルモンをできるだけ使わない。栄養価は普通の食材と特に変わらない
- オクトレオチド:様々なホルモンを体内で抑制するホルモン
- オビソーゲン:脂肪が燃やされるとき、カロリーよりも多く脂肪を蓄積させようとする太らせ因子
- 活性酸素:細胞代謝の産物として生じる化学物質で、タンパク質や脂質を傷つけるため、抗酸化物質(ペロキシソーム)で解毒しないと細胞が機能不全に陥ったり、死んでしまったりする
- グレリン:胃が作るホルモンで、空腹シグナルを視床下部に送る
- 経腸(けいちょう Enteral):腸を介して体内に入ること
- 交感神経:心拍数を上げ、血圧を高め、エネルギーを燃やす、自律神経系の部位
- 抗生物質:悪い菌も体にとって有益な菌も殺す
- コルチゾール:急激に糖分を動員させるストレスホルモン。慢性的に分泌されると、内臓脂肪が蓄積する
- 魚:オメガ3が豊富
- 視床下部:脳の基底部にあり、様々な腺のホルモンの分泌を制御する
- 視床下部腹内側部:体からホルモン情報を受け取りエネルギーバランスを調節する視床下部の部位
- 自律神経系:体の無意識の機能をコントロールする神経系。交換神経系は心拍数、血圧、体温をコントロールし、副交感神経系は摂食、消化、吸収をコントロールする。これら2つの神経系が合わさって、エネルギーバランスをコントロールしている
- 神経伝達物質:1個の神経細胞から作られ、放出されると他の神経細胞を発火させる脳内化学物質
- 人工甘味料:危険性は未知数。腸内フローラを荒らす可能性がある
- 側坐核:ドーパミンシグナルを受け取り、それを報酬として解釈する脳の部位
- 耐性:報酬のシグナルが衰えたため、さらに多くの基質を摂取しないと快楽が得られなくなる状況
- チョコレート:砂糖の量に注意し、カカオ70%以上のものを選ぶこと
- 転写因子:細胞内にあるタンパク質で、遺伝子のスイッチをオンにして、細胞の機能を変える
- ドーパミン:急速に分泌されたときには快感をもたらすが、慢性的に放出されるとその影響が薄れて耐性を生じさせる神経伝達物質
- ドーパミンD2受容体:ドーパミンに結合して報酬系のシグナルを生み出すタンパク質。密度が低下すると耐性が生じる
- 内因性カンナビノイド:脳の受容体に結びついてマリファナのように働き、快感(報酬)をもたらす神経伝達物質
- 内臓脂肪:腹部内部にある臓器の周囲につく脂肪で、糖尿病、心臓病、脳卒中のリスク要因。メタボ症候群のマーカー
- 難消化性デキストリン:小麦の生成過程で余った繊維。100%水溶性食物繊維
- 発達プログラミング:母親の子宮内での環境の変化が胎児の脳または身体機能に引き起こす変化
- 皮下脂肪:腹部の外側につく脂肪。余剰エネルギーの貯蔵庫だが、メタボ症候群のリスク指標にはならない
- 非経口(Parenteral):筋肉または静脈注射により体内に入れること
- 肥満:体脂肪が過剰に蓄積すること
- 微量栄養素:ビタミンやミネラルのこと
- 腹側被蓋野(ふくそくひがいや VTA):即座核に、報酬を表すドーパミンシグナルを送る脳の部位
- フルーツジュース:多く飲む人ほど糖尿病のリスクが高い。食物繊維が取り除かれているのが問題点
- フレンチ・パラドックス:チーズ、ヨーグルトなどの飽和脂肪酸が多いものを食べているけれどフランス人は健康的
- ペプチドYY(3-36):食物に反応して小腸で作られ、視床下部に満腹であることを伝えるホルモン
- ペルオキシソーム:活性酸素を解毒する抗酸化物質を含んでいる細胞内の部位
- 扁桃体:不安感とストレスを生み出す脳の部位。体に余分なコルチゾールを作らせる
- ホルミシス:悪いものを少しだけ摂取するのは体にいいという考え
- ミトコンドリア:エネルギーを得るために脂肪または炭水化物を燃やす、細胞内の部位
- 迷走神経:食物の消化、吸収、エネルギー貯蔵を促す自律神経系の部位
- メイラード反応:単糖(ブドウ糖または果糖)がタンパク質に結びつくこと。タンパク質の柔軟性を損ない、その過程で活性酸素を発生させる
- メタボリック症候群:ミトコンドリアに過剰なエネルギーが押し寄せることに特徴づけられる一連の慢性代謝性疾患
- レジスタントスターチ:難消化性デンプン。難消化性デキストリンと違って水に溶けない
- レプチン:脂質細胞が分泌するホルモンで、血液循環によって視床下部に達し、抹消部位のエネルギー貯蔵状態を知らせる
- レプチン抵抗性:レプチンシグナルが抑制されている状態のことで、視床下部に「飢えている」と勘違いさせる。
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