健康食品のうたい文句として、
「レタス◯個分の食物繊維!」
なんてありますが、レタスの食物繊維ってめちゃんこ少ないんです。食物繊維は1日24gを取ることが推奨されていますが、これってなかなか難しいです。レタスだとマジで無理です。
レタスを丸々1個食べてどのくらいの食物繊維が得られると思いますか?
レタスの食物繊維は丸々1個で3g程度
食品成分データベースでレタスの食物繊維量を調べてみると、レタス100gあたり、
- 水溶性食物繊維:0.2g
- 不溶性食物繊維:1.6g
なので、合計食物繊維量は100gあたり1.8gになります。
つまり、レタスを1kg食べても食物繊維は18gなので、推奨の24gには届きません・・・。「レタス◯個分の食物繊維!」っていうのを「スッゲー」と思っちゃダメなんです。
食物繊維の多い野菜
食物繊維の多い野菜は、
- えだまめ
- ごぼう
- かぼちゃ
- おくら
- ほうれんそう
- ブロッコリー
などです。やっぱりかみごたえがある野菜には食物繊維が多いんですなー。ということで、食物繊維摂取のために固めの野菜をバリバリと食べて下さい!顎にもいいですし^^
なぜ食物繊維は体にいいのか?
なんで食物繊維はとった方がいいのだと思いますか?
お通じのためでしょうか?もちろんそれも理由の1つですが、他にも理由があります。
腸内細菌のエサになる
腸内フローラという言葉はよく聞くと思いますが、私たちの腸内にはたくさんの菌が住んでいます。菌と聞くと「悪者!」と思うかもしれませんが、人間と共存しており、人体に有益なんですね。
その腸内細菌たちのエサが食物繊維なのです!
食物繊維が不足すると腸内細菌が減っていき、人体に様々な悪影響を及ぼすのではないか・・・というのが最近の科学で分かってきたことです。
おわりに
「レタス◯個分の食物繊維!」をサプリを摂取したから安心!なんて思わないで下さい。レタスって食物繊維が少ないんです。
1日の野菜摂取量は350gを勧められていますけど、この基準を満たせている人は本当に少ないと思います。350gですからね。毎食100g以上の野菜を食べなければなりません。
ですが、腸内細菌のため意識的に野菜を摂取していきましょー!!
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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