健康を気にして食べたいものを食べれない人生より、美味しいもの食べて太く短い人生がいいと思うのですが?
その疑問に答えます。
結論から言いますと、残念ながら太く短い人生をほとんどの人は送れません。好きなものを好きなだけ食べていたら、いつか体を壊して、病院コースです。そして、科学の発達により、死にたくてもなかなか死ねません。
それに、若い時は「いつ死んでもいい!」と思うかもしれませんが、いざ死にそうになると「生きたい!」と思うものでして、自分の不摂生を後悔し、最先端の医療にすがるようになります。「そんなことねーよ!」と思う人は想像力不足ですので、本を読んだり、病院で入院している人に話を聞きに行ったりしてください。
こうして日本の財政問題である医療費が爆増しているわけでして、「うまいもの食べて太く短い人生を!」という考えは、自分も他人も不幸にしてしまうわけです。(入院するとなると家族も大変。金銭的にも身体的にも精神的にも)
それに加えて、「美味しいもの!」とか言いますが、実際それは人工的に作られた“美味しさ”を食べているだけで、ほとんどの場合、たいしたものではありません。人間は、『糖分+脂質+アミノ酸』が配合されたものを、無条件に「うまい」と感じます。麻薬が気持ちいいのと同じように、適切な配合をされたものをうまいと脳みそが感じるわけです。
本当に美味しいものを食べるというよりは、いつでも食べれるようなコンビニで売ってる、油っぽいケーキやらカップ麺やらお菓子やらを食べて多くの人は体を壊していくのです。
ということで「美味しいものを食べて死ぬんや!」という人は、考え直した方がいいかと。
- それは本当に美味しいものなのか?ただの油と砂糖の塊じゃないの?
- すぐに死ねない場合、家族にも社会にも迷惑かかるよ?
- そもそも自分の人生が美味しいもの食べたってだけで終わっていいの?
「美味しいもの好きなだけ食べて死にたい」を「ジャンクフードを好きなだけ食べて死にたい!」という言葉に変えると、身が引き締まるかもしれません。それでは!
*すべての食事を健康的なものに!と言ってるわけではありません。
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