当サイトでは「腸内環境を整えようぜー」ということを伝えております。なぜかというと、腸内環境を整えることが健康な体への第一歩だと考えているからです。
多くの人に腸内環境の大切さを知ってもらいたいために、ちょくちょくと“腸内環境のあれこれ”を記事にしております。
このページでは「なぜ腸内細菌は免疫システムに攻撃されないのか?」についての話を紹介したいと思います。
確かに善玉菌であろうと“菌”だもんね。なんで免疫システムに攻撃されないんだろう?
一言で言っちゃえば、人間と人間にとって有用な菌が“共生”という道を選んだからなんだね。ちょっとだけ詳しく説明すると『Toll様受容体(とるようじゅようたい)』が関係しているんだ。
腸内細菌環境のまとめ記事はこちらになります。参考にしてみてください。
Toll様受容体とは?
Toll様受容体、略して『TLR』なんて呼ばれますが、これはタンパク質になります。
このタンパク質は、細胞表面にあるタンパク質で、細菌の特徴を見分けるセンサーの役割を担います。
このセンサーを使って「体にとって良い菌」「体にとって悪い菌」を見分けているわけです!
TLRが「あ、こいつ、有害な細菌や!」と判断したら、免疫システムが作動し、外敵駆除にあたります。
へー。体の仕組みってよくできてるんやね。
本当にその通りだと思うよ。これだけうまくできているんだから、ちょっとの病気なんかで薬なんかに頼ってはダメだねぇ。
おわりに
“気になる腸内環境のお話”をお届けしました^^
この記事で少しでも腸内環境に興味を持ってもらえたら幸いです。
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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*腸内環境の大切さを勉強するためのオススメ本
今までに多くの『腸内環境の大切を伝える本』を読んできました。その中でもイチオシなのがアランナ・コリン先生の『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた』になります。
分厚くて少々読みにくいかもしれませんが、腸内環境の大切さを深く知っておく上で外せない一冊になります。
「もうちょっと読みやすい本を頼むぜ!」という方のためオススメできる本は、『腸科学』になります。こちらは読みやすいと思います。
どちらのほんも「腸内細菌スゲー」と思うこと間違いなしです!
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