首都大学東京大学院教授、理学療法士・医学博士、竹井仁先生の『姿勢の教科書』を読みました。
気になったところをメモしていきます“φ(・ω・。*)カキカキ
楽な姿勢が良い姿勢ではない
- 足の組み方
- カバンの持ち方
- 体重のかけ方
- 捻挫・骨折
などなどが積み重なり、私たちの姿勢は“クセ”が出てしまいます。しかしそのクセで取っている姿勢が、正しい姿勢とは限らないわけです。
不良姿勢(ふりょうしせい)へ
- 皮膚
- 結合組織
- 筋・筋膜
- 関節
に障害があると、正しい姿勢が取れなくなります。これを不良姿勢と言います。
特に、全身の筋や筋膜のインバランス(バランスの不均衡)が少しずつ身体への不可となり、体節の配列が不良となっていき、不良姿勢が身につくことになるのです。その不良姿勢による負担が大きいほど、関節にも硬さや変形を生じさせることになります。p15
正しい姿勢を取り戻すために大切な考え
- 肩こりだから肩のマッサージ
- 腰痛だから腰のマッサージ
という治療は微妙です。
大切なことは、
姿勢は全身のつながりの結果
ということです。
マッサージだけでも、筋トレだけでも、ストレッチだけでも、針治療だけでも、『〜〜だけ』では正しい姿勢を取り戻すことはできません。
正しい姿勢とは?
後ろからみたとき
正しい姿勢であれば、
頭の中心、背骨の中心、お尻の中心、両膝の間、両かかとの間
が直線で結べます。
横から見たとき
正しい姿勢であれば、
耳、肩峰(肩の中心から少し前面側)、大転子(手首の中心から少し前面側)、膝関節全部(膝)、かかとの中心から少し前面側
が直線で結べます。
姿勢と筋膜
筋膜とは、全身の筋・骨・心臓・脳などの臓器を包み込む膜のことで、全身を覆っています。全身をくまなく覆っていることから『第二の骨格』とも呼ばれています。
筋肉を正しく動かすためには、筋膜が柔軟に動くことが大切になります。
筋膜を構成するもの
- コラーゲン繊維
- エラスチン繊維
- ヒアルロン酸
で筋膜は構成されます。
筋膜の異常とは?
筋膜の異常とは、
『コラーゲン繊維とエラスチン繊維が密集して高密度化し、ゼラチン状に粘り気を増し、筋膜の滑りを助けていたヒアルロン酸が凝縮化して滑りが悪くなること』
です。
理想的な家具の高さ
流し台
流し台の高さ=身長÷2+5〜10cm
身長180cmの私の最適な流し台は95〜100cm!こんなのあるのでしょうか^^;
今まで借りた家の流し台は、全部がちょっと低くて前かがみになってたんですよねぇ。
椅子の高さ
椅子の高さ=身長×0.25ー(0〜2)cm
私の場合、45〜47cm。
これ、だいぶ低くない??
作業する机の高さ
机の高さ=身長×0.25-(0〜2)+身長×0.183ー(0〜2)cm
私の場合、77〜75cmくらいです。
次からはこれを参考に購入しようと思います!
おわりに
メモしようと思いましたが、ほとんどメモできませんでした!
この本、めっちゃ詳しいです!図がたくさんあるので、それを文章にすることができませんでした笑。
猫背の場合、反り腰の場合、左右の足のバランスが悪い場合、それぞれのアンバランスな姿勢を正しく戻すためのトレーニング方法が書かれていました。
この本を読んでいて、適切な筋肉を鍛えること、筋膜をリリースすることなどなど、これを総合的に見たときに、
「やっぱりヨガってすごくない?」
と私は思いました。
しっかりヨガを行えば姿勢問題などは全て解決できそうな印象を受けました。
とりあえず、気になる方は是非読んでみてください〜
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