春は黄砂が強いですよね。ランナーにとっては痛い季節です😱
黄砂にはPM2.5という小さい化学物質が付いているので、吸い込むと健康上よくありません。そんな黄砂が吹き荒れる中、ランニングを続けても良いのでしょうか?
結論から言うと、黄砂が強い時は走らないほうがいいです。以下ではもう少し具体的に『ランニング(ジョギング)と黄砂の関係』について書いていきます
黄砂が強い時は外で運動しないほうがいい
黄砂とは、東アジアの砂漠地域から強風によって大気中に舞い上がった黄砂粒子が流れてることを言います。日本では3〜5月がピークとなっています。
この時期は洗濯物も外干しはやめて、室内干し、乾燥機にかけたほうがよいでしょう。
1:黄砂 with PM2.5
黄砂は健康被害も確認されており、花粉症などのアレルギーに似た症状が出ます。また、大変粒子が小さく肺に直接入るので、肺機能にも影響を与えるとされています。
簡単にまとめますと、
- 黄砂を吸い込むことで呼吸器系に影響がある
- 黄砂が目に入ると、花粉症に似た症状が出る
さらに、黄砂とともにPM2.5という物質まで風によって流れてきます。PM2.5とは2.5μm以下の小さな粒子のことです。
これがどれくらい小さいかというと、髪の毛の太さの30分の1で、肺の奥深くまで入るので、肺がんや呼吸器系の影響が懸念されています。
2:PM2.5の基準値は70μg/㎥
PM2.5はどれくらい空気中に含まれていたら人体に悪影響を与えるのでしょうか?国が示す基準値では70μg/㎥です。
3:PM2.5の状況は『そらまめ君』で確認
外で運動をする時は住んでいる地域の大気の情報を確認しておきましょう。環境省の大気汚染監視システムでPM2.5の濃度を調べてくれています。⇨そらまめ君
先ほども書きましたが、国が示す基準値は70μg/㎥なので、そらまめ君を見るときの参考にしてください。
4:黄砂はマスクで防げるのか?
ただの砂だけならまだしも、化学物質が付着している砂を吸い込むのは嫌ですよね。しかし、PM2.5のサイズは簡単にマスクの穴を抜けてしまうほど小さいのです🤢
だから普通のマスクの効果は『マスクをつけないよりはまし』程度です。ただし、最近ではPM2.5を防ぐマスクも出ていますので、「どうしてもランニングしたいんだ!!!」という方はそのマスクを着用して走るべきです。(呼吸がしづらくなるので走りにくくなります)
*追記
PM2.5対策として、ちょっといいマスクを購入しました。
>【レビュー】Airinum(エリナム) Urban Air Maskを1ヶ月使ってみた
5:マスクだけでなく目も守ろう
目がやたら痒くなるとか痛いという方は目を守るためにメガネをつけたほうがいいかもしれません。こちらは花粉症対応のもので大丈夫です。
6:外に出た後はうがいをしよう
外で運動した後は『うがい』をしてください。花粉症対策と一緒で、家に帰ると同時にすぐにするのが効果的です。また、家に入る前に服をパタパタして粒子を落とすというのも、習慣づけておくといいですね👍
7:タバコからもPM2.5は出る
タバコからもPM2.5は発生します。そして喫煙者がいる家庭は、大気汚染の都市と同じくらいに空気が汚いことが分かっています↓
「今日は空気が汚いから外に出るのやめよ!」と言って、家の中でタバコをぷかぷかふかすのは「・・・」です。当サイトでは禁煙推奨です!
おわりに
今回の記事は『黄砂がランニングに与える影響』について書いてきました。
黄砂とPM2.5のセットを吸い込むと健康に悪いので、マスク着用は必須かと思います。通常のマスクでは簡単に穴を通過してしまうので、運動するのであればPM2.5対応のマスク推奨です。
まぁ、できるだけ黄砂の時期はランニングは控えたほうがいいですね。ランニングをやるとしても天気予報やそらまめ君で確認して、できるだけ黄砂が少ない日を選んで走ったほうがいいです。参考までに。それでは!
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