当サイトでは「腸内環境を整えようぜー」ということを伝えております。なぜかというと、腸内環境を整えることが健康な体への第一歩だと考えているからです。
多くの人に腸内環境の大切さを知ってもらいたいために、ちょくちょくと“腸内環境のあれこれ”を記事にしております。
このページでは「サイコバイオティクスとは?」について紹介したいと思います。
プロバイオティクスやプレバイオティクスと似てるね!
そうそう!腸内フローラ関係の言葉だよ。
腸内細菌環境のまとめ記事はこちらになります。参考にしてみてください。
腸内フローラが脳にまで影響を与えている
腸内フローラのバランスを整えることは、お通じとか美容にいいだけではありません!
なんと、腸内フローラのバランスが精神状態にも影響を与えてくるのです!!
というのも、腸内細菌が作る生産物が人間の脳に働きかけるからです。当サイトでなんども紹介しているように、うつ病と深く関係しているホルモンの『セロトニン』の合成には腸内細菌が関係しています。
その影響度ですが、体内にあるセロトニンの90%が腸内細菌によって合成されているんですね。(脳ではわずかに2%ほど)
こういうことからも、「腸内フローラを利用してうつ病などの病気を治療していこう!」というのがサイコバイオティクスになります。
腸と脳の関係性についてはこちらの記事を参考にしてみてください→→→
興味深い話だよね。
腸内細菌が与える影響ってびっくりするくらいに大きいんだよね。
菌や虫が動物の行動に影響を与えるという話は、珍しくない話です。
パーキンソン病にも関係ある?
パーキンソン病は、脳内のドーパミンが枯渇し、情報伝達に支障が出て症状が引き起こされます。
パーキンソン病に深く関わっているドーパミンですが、こちらも腸内細菌が合成に関与しております。
自閉症と腸内フローラ
自閉症と腸内フローラの関係も分かってきています。
研究によると、自閉症の子どもには悪玉菌を含むクロストリジウム属が多いことが分かっています。実際、自閉症の子どもの多くは、下痢か便秘を患っているようです。
もちろん腸内フローラが全てにおいて関係しているわけではありませんが、一要因なのではないか?ということです。
なにはともあれ腸内フローラは整えておこう!
当サイトで伝えたいことは究極的には1つです。
健康的に生きたいのであれば、
「まず腸内フローラのバランスを整えよう!」
です。
腸内フローラのバランスを整えるのは簡単です。
- 腸内細菌のエサである野菜(食物繊維)をたっぷり食べる
- 納豆やヨーグルトなどの発酵食品を食べる
- 悪玉菌を増やすお菓子や加工食品は避ける
- 善玉菌も悪玉菌も殺す抗生物質をむやみやたらに使用しない
- お肉の食べ過ぎはほどほどに
これだけです。
腸内フローラのバランスのチェックは、毎日のウンチでできますので!
おわりに
“気になる腸内環境のお話”をお届けしました^^
この記事で少しでも腸内環境に興味を持ってもらえたら幸いです。
今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
*腸内環境の関連記事
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- なぜ善玉菌などの腸内細菌は免疫システムに攻撃されないのか?
- 悪玉菌の原因と減らすための対策とは?腸内フローラのバランスを整えるための方法について説明します
*腸内環境の大切さを勉強するためのオススメ本
今までに多くの『腸内環境の大切を伝える本』を読んできました。その中でもイチオシなのがアランナ・コリン先生の『あなたの体は9割が細菌: 微生物の生態系が崩れはじめた』になります。
分厚くて少々読みにくいかもしれませんが、腸内環境の大切さを深く知っておく上で外せない一冊になります。
「もうちょっと読みやすい本を頼むぜ!」という方のためオススメできる本は、『腸科学』になります。こちらは読みやすいと思います。
どちらのほんも「腸内細菌スゲー」と思うこと間違いなしです!
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