小腸に腸内細菌が少ない理由。なぜ大腸に腸内細菌は多いのか?

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腸内細菌の多くは大腸に生息しています。

なぜ小腸には少ないのでしょうか?
今回の記事ではその理由について書いていきます。

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小腸の腸内細菌

大腸には1ミリリットルあたり100億個の微生物が生息しています。
逆に最も少ないところが『胃』になります。

胃は強烈な酸性環境なので、ほとんどの微生物は生息することができません。
胃には1ミリリットルあたり、1万個しか生息していないので、大腸と比べるとすごい違いですね。

じゃあ小腸はというと、胃よりは多いですが、大腸より多様性は低く、個体数も少ないです。

小腸はエスケリキア属、クレブシエラ属、ラクトバチルス属など数十種類の微生物が見つかりますが、大腸ではエスケリキア属だけで何百種類もの微生物が見つかります。
ちなみに胃に常在している細菌はただの1種類で、ヘリコバクター・ピロリです。

小腸に腸内細菌が少ない理由

小腸に腸内細菌が少ない理由は、大腸より過酷な環境だからです。
その理由は2つあります。

1つ目は小腸には多くの細菌にとって有害な『胆汁酸』が流れ込んできます。

2つ目は、小腸には『パイエル板』という細胞の領域があり、これは異物の存在を免疫系に知らせる役割があります。
このパイエル板によって、免疫グロブリンAという抗体が大量に生み出され、それが異質な細胞をキャッチしていくのです。

小腸にはパイエル板がありますが、大腸にはそのような領域はありません。
だから大腸は微生物にとって居心地の良い場所なんですね(=゚ω゚)ノ

まとめ

いかがだったでしょうか?
この記事では『小腸に腸内細菌が少ない理由』について書いてきました。

簡単に言ってしまえば、大腸より過酷な環境だからですね。

  • 胆汁酸
  • パイエル板

この2つによって、小腸は微生物にとって居心地の悪い環境になっています。
小腸にパイエル板という領域があるのが面白いですよね。

胃酸を通り抜けてきた危険な異物をそこで排除できるようになっているんですね。
体の防御機構って本当にすごいなぁと毎度感心させられます。

今回の記事も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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