このサイトで何度も紹介しているジョコビッチから学ぶシリーズで、トップアスリートのジョコビッチが実践しているものから色々学んでしまおうという企画です。
今回は前にも紹介したことのある、ダイナミックストレッチについて、動画付きでご紹介したいと思います。
ダイナミックストレッチの方法
それでは以下にダイナミックストレッチの方法について書いていきます。
1 ダイナミックストレッチとは?
ダイナミックストレッチってなんやねん?という話ですが、ダイナミックストレッチとはジョコビッチ曰く『本物の柔軟性を獲得するためのストレッチ』です。
本物の柔軟性とは、『実践向きの柔軟性』ということです。例えば、お風呂上がりにストレッチをする人がいますが、お風呂に入ることで柔らかくなった体で柔軟してどうすんの?って話なのですよ。
体が柔軟性を必要とする時って、お風呂上がりではないですよね?お風呂上がりだけ体が柔らかくても、日常生活での柔軟性がなければ微妙です😅
2 スタティックストレッチとの違い
ストレッチには静的(スタティック)ストレッチと動的(ダイナミック)ストレッチがあります。今回紹介するのが後者の方ですが、対比として静的ストレッチを説明しておくと、体育の授業でやるようなのが静的ストレッチです。
体を伸ばして数秒間止まったままにするあれです。でもこのストレッチに対してジョコビッチは、
「もはや私には役に立たない」
と著書の中で語っています。
前の記事で説明したのですが、静的ストレッチは今やアスリートの間ではほとんどやられていないものです。なぜかというと『試合でのパフォーマンスが下がるから』です。
筋肉は伸びたり縮んだりする性質があって、その性質があるからこそ『質の良い筋肉』なのです。一定方向に筋肉を引っ張り続けると弛んだゴムのようにダルンダルンな筋肉になってしまうんですね😱そういう理由で今やアスリート界では、ストレッチといえば動的ストレッチをやっております。
では前置きは置いといて、動的ストレッチの動画をyoutubeから引っ張ってきます。(軽く運動してから動的ストレッチに入るのが良いそうです。)
3 ジャンピング・ジャックス
これは簡単ですね。肩幅に足を広げながらジャンプしつつ、両手を頭の上で叩くようにします。これを繰り返すだけです。
4 ウォーキング・ハイ・ニーズ
いわゆる腿上げですね。動画では前に進んでいるだけですが、後ろ向きにも進みましょう。
5 ウォーキング・ハイ・キックス
これは結構しんどいと思います。これも前に進んだ後は後ろにも進みましょう。
6 スクワット・スラスト
いわゆるバーピージャンプ。これをHIITやタバタ式トレーニングでやると吐きそうになります笑。体力に自慢がある人はやってみてください(`・ω・´)”
7 ランジ・ウィズ・サイドベンド
バランスを崩しそうになるので倒れないように踏ん張ってください。
8 リヴァース・ランジ・ウィズ・バックワード・リーチ
これはさっきの逆向きバージョン。
9 ロウ・サイド・トゥ・サイド・ランジ
普段動いてない人はちょっと痛いかもしれないので、勢いをつけすぎないでやってみてくださいね。
10 インバーテッド・ハムストリング
これは結構むずかしいと思います。バランス力も必要ですし、足を後ろに引き上げる力も必要です。体と足が平行になるように頑張ってやってみてください。
11 インチワーム
運動不足の人は、多分これできないです笑。腹筋も必要ですし、まず柔軟性もいるんですよね。でも頑張ってできるだけ、手と足を近づけるようにしてください。
以上がジョコビッチオススメのダイナミックストレッチです。これをやるだけでも体にじんわりと汗をかくはずなので運動不足の人は最適な運動かもです。ダイナミックストレッチは慣れたら10分以内にできますから運動前にささっとやることができます👍動作を覚えるのが大変ですけど😅
おわりに
今回の記事では『ジョコビッチがオススメするダイナミックストレッチ』について書いてきました。
本物の柔軟性を獲得するためには体育でやるようなストレッチではダメなので、ダイナミックストレッチが必要です。もし一定の方向に伸ばしてその状態をキープするような柔軟をやっているのであれば、今日からダイナミックストレッチに替えてみましょう!
きっとダイナミックストレッチの方が効果を感じられると思います。それでは!
あ、それとジョコビッチは『筋膜リリース』もオススメしています。筋膜リリースについては『筋膜リリースしてる?筋膜に柔軟性を持たせて健康を維持する方法』で詳しく書いているので、参考にしてみてください。
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